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留学生に伝統的な日系企業に就職することをおすすめしない3つの理由

留学生・海外の大学卒業者は歴史が長い伝統がある日系企業に就職することをおすすめしない3つの理由

 

秋の採用というのは、多くの海外留学生も
採用の対象になってきます。

 

 

海外の大学に留学されていた方は、
就職先は日本で、

 

学んできた外国語を活かして、
日系の企業で働きたいと考えている方は多いのではないでしょうか?

 

 

秋にはアメリカのボストンで、日系企業採用のための大規模なイベント、
ボストンキャリアフォーラムがありますよね。

 

 

多くの日系企業はグローバル化に伴い、
留学生の採用を非常に積極的にしています。

 

 

秋採用では一般の日本人の就活生に比べて、
留学生は有利に選考を進めることができるでしょう。

 

 

しかしながら、注意しておかなければならないのが、
留学生の多くが内定先の日系企業に就職後、

 

企業で働くことに違和感を覚えてしまう傾向にあります。

 

 

ここでは、留学生が伝統的な日系企業に
就職することをおすすめしない3つの理由についてお話しします。

 

 

新入社員は自己主張は厳禁だから

留学生の方で日本企業で働いてまず違和感を覚えるのが、
自分の意見を伝えることができないということです。

 

 

基本的に伝統的な日系企業というのは、
上下関係が絶対。

 

 

師匠と弟子のような関係になるわけです。

 

 

弟子はどんなことがあっても、師匠について、
3年は我慢して仕事を覚えなければならない。

 

 

これが多くの日本企業で言われていることです。

 

 

会社に入って3年間というのは、
企業側は研修期間としてみなしているところが多いです。

 

 

そのため、先輩社員たちは新入社員に対して、
何も知らないことを前提に色々と教育することになります。

 

 

留学生に限らず、多くの新入社員が入社して3年以内というのは、
上司や先輩社員からの理不尽な支持や要求にストレスを抱えます。

 

 

これは企業側からしたら、若手の教育なのです。

 

 

しかし、留学生のほとんどはこの教育方法に疑問を抱きます。

 

 

例えば、毎日の非効率的な仕事のやり方に対して

 

 

「なぜ自分がこの仕事をしなければ・・・」

 

「こんな非効率な方法をなんで・・・」

 

 

と思うことがあるとします。

 

 

それを正直に上司や先輩に改善策を提案したとしても、

 

「あーだこーだいわずに新人はまず覚えろ!」

 

と言われてしまうでしょう。

 

 

新人だから・・・とか経験不足だから・・・
という会社のルールのようなものにうんざりし、

 

仕事に対する意欲をどんどん失っていく方もいます。

 

 

日本企業は上下関係をはじめとする人間関係が非常に重要に
なってくるため、

 

良い意見を言えばいい!

 

という問題ではないのです。

 

 

このことについて、多くの留学生が実際に日本企業で働いて
落胆しています。

 

 

これまでの学んできたスキルを活かすことができないから

日系企業というのは、
基本的に社内のどのような仕事に対しても適応できるような

 

ジェネラリストを育てようとします。

 

 

そのため、一年ごとにジョブローテーションを行い、
職種を変えていく企業もあります。

 

 

しかも、希望の職種は自分では決めることができず、
会社の支持により職種が決まるということが多いです。

 

 

この点についても、海外で専門知識を学んできた留学生にとって、
不満に思うことが多いです。

 

 

例えば、自分はマーケティングを学んできたから、
企画の仕事がしたいのに、

 

まずは、勉強が必要だと営業配属になった。

 

 

毎日、飲みばかりで自分のやりたい仕事ではない・・・

 

 

という話しを耳にします。

 

 

日系企業では、この営業の下積みこそが、
企画に活きると考えて、

 

教育の意味を込めて配属させているのですが、
実際にやってる本人は自分のしたかった仕事ではないので、

 

どんどん仕事が辛くなっていくわけです。

 

 

こうしたミスマッチが日系企業で採用された
留学生にはよく見られます。

 

 

日系企業では自分が希望する職種に必ずしも
就くことができるわけではないということを予め理解しておく必要があります。

 

 

グローバル化と言っている企業ほどコテコテの日本企業だから

多くの日系企業がグローバル化に伴い、
自分の企業は海外展開しているからグローバル化している!

 

と言っています。

 

 

しかしながら、ほとんどの日経企業の実情は、
グローバルとは全く遠いような状況です。

 

 

終身雇用、年功序列が崩れたと言われてはいますが、
年齢的な意味での上下関係というのは色濃く残っています。

 

 

また、グローバル化といっても、
社風そのものはコテコテの日本企業というところが多く、

 

実際の仕事ではメールで英語を使い、
電話などでちょろっと英語を話す程度だったりします。

 

 

職場で様々な国籍の外国人と一緒に仕事をしているような光景は
日系の企業ではほとんどないのではないでしょうか。

 

 

海外支店を多くもっているようなグローバル展開している
企業であっても、

 

日本で働く限り、社風や雰囲気というのは、
日本的になっている企業が多いです。

 

 

まとめ

実際に留学経験のある方は日経企業について
多くの疑問を抱いているというのが現実です。

 

 

ボストンキャリアフォーラムに参加しているような日系企業であっても、
これまで述べてきたような問題に当てはまることが多いです。

 

 

ボストンキャリアフォーラムに参加しているから、
留学生に合うような企業とは限らないので注意が必要です。

 

 

もし、コテコテの日経企業が合わないのであれば、
平均年齢が若いベンチャー企業を受けてみるのはどうでしょうか?

 

 

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