面接でどもって大失敗してしまった時・・・
吃音者は面接でどもってしまった時、
どうしようという気持ちと
焦りでその場から逃げ出したくなりますよよね。
私は就活の面接で吃音症状が発生し、
その場からいなくなりたいと思ったことが何度もあります。
面接で自分が話している最中に
落ち込んでしまった場合、
どうしたらいいんだろうと焦り、
そこから立て直しができず、
失敗に終わってしまったことは痛いほど経験しました。
吃音症状が発生して、どもってしまった時、
その時の気持ちをどうとらえるのかによって
面接の流れが大きく変わってきます。
面接官と会うのはその場限り
面接で実際に話し相手となる面接官は
その会社に入社しなければ
再度会うということはほぼゼロです。
確かに、初対面だからこそ、
吃音者にとって緊張するのかもしれませんが、
どんなに面接で大恥をかいたとしても、
二度と会うということはまずありません。
だからこそ、開き直りも大切になってきます。
面接途中で吃音症状が酷くなり、
面接官からも酷いことを言われ、
この場から逃げ出したいと思った時は
「この面接官は自分のことを全く理解してくれない・・・
自分を理解してくれない会社では働きたくない!!」
くらい強気でいましょう。
ネガティブになると確実に吃音は悪循環に入り、酷くなります。
もし吃音症状が面接途中で
発生してしまった場合、、
この場限りだと思い、
思いっきり強気な気持ちでいきましょう。
集団面接で恥をかいた場合はどうすれば・・・
集団面接で吃音症状がでてしまい、
面接だけではなく、
周りの就活生にもどもりを聞かれてしまい、
大恥をかいたことはありませんか?
私は就活の初めの
グループ面接で酷くどもってしまい、
面接が終わった後に隣に座ていた
就活生に笑いをこらえながら
「大丈夫?」
と言われたことにもの凄く傷つきました。
集団面接では個人面接よりも聞いている人が多いので、
緊張感も増しますよね。
でも、集団面接でも面接官どうように面接以降、
再度会うということはめったにありません。
たまに最終面接が集団面接で一緒に入社する
というケースがありますが、これはごくまれです。
集団面接でどもり状態になり、
その場で落ち込むということもよくありますよね。
そんな時は自分の吃音症状を見られてしまった人には
もう会うことはないということを考えてみることで、
気持ちが前向きになっていきます。
恥ずかしいから悔しい気持ちへ
面接中どもってしまった時、
一番感じるのは恥と焦りです。
恥と焦りによって自分の中での緊張感が高まり、
どんどん吃音症状が酷くなってしまう
ということはこれまでもお話ししてきました。
この恥と焦りからどのように切り替えれるかは、
どれだけ自分の中で気持ちを割り切れるかにかかってきます。
対策として、面接官と就活生には選考以降
二度と会うことがないと考えることをお話ししてきました。
ポイントは面接中に
どれだけモチベーションを維持できるかです。
「恥と焦り」から「悔しい」という気持ちになれば、
どれだけ吃音症状が発生しても、
面接管には言いたいことが伝わります。
決して簡単なことではありませんが、
私自身、吃音が発生して
その場でモチベーションが下がった面接は通過したことがありません。
一方で失敗があった面接でも
モチベーションを維持できれば通過する可能性があります。
私の内定を取った時の一次面接も
このような感じでした。
恥ずかしい気持ちから悔しい気持ちへの
マインドチェンジを是非行ってみてください。