バブル時代の就活方法!内定もらいすぎて覚えてない…○○だけで内定した就職活動。でも現実は…
自己紹介
- お名前:M.I
- 年齢:50歳
- 性別:女性
- 職業:パート
- 出身大学:立命館大学人文学科文学部 哲学・思想コース
- 学部:人文学科文学部 哲学・思想コース
- 内定をもらった企業名:たくさんあり過ぎて、覚えていないぐらいです。
私が大学生の頃と、現在の大学生の方との環境の違い
私が通っていた大学は、立命館大学の2部、つまり、現在はもうありませんが、夜間に通っていました。
朝から夕方まで働いて、そのあと、大学に通う毎日でした。
昼間の大学なら、受講できる科目も多いかと思いますが、夜間では2つしか受講できる科目はありません。当たり前のように、土曜日にも授業があります。
それに、教員免許を取得しようとすると、どうしても前期分、つまり2単位分だけ足りなかったので、卒業後は聴講生として通いました。
学費も、奨学金と仕事の給料とで、自分で支払っていました。立命館大学は、私立大学の学費の平均の8割を学費にするという取り決めがあったので、国公立と同じくらいの学費でした。
そのおかげで、自分でも支払って、卒業することができました。
そんな大学生活を送っていたので、アルバイト先にそのまま就職する友達もいました。
私は、高校の社会科の教師になりたかったので、ひたすら勉強をしていました。
しかし、教員の採用試験がない年もあるので、就職活動をしてもよい期間になってから、髪型を整えたり、リクルートスーツを買ったりして、そして「正社員募集」の本を買って、どんな会社があるか、そんなことをぺらぺらとページをめくって、印をつけたりしていました。
立命館大学主催の就職相談にも参加しました。
その段階では、まだ何も決まっていませんでした。
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大学の4回生の頃は、バブルの絶好調の頃でした。
志望した職種は、広告業の会社でした。
しかし、こちらから何も行動を起こしていないのに、なぜか、どんどんと電話がかかってくるのです。
立命館大学は、「社長になった人の割り合い」がとても多いらしく、しかも、夜間を苦労して卒業した人がとても多いらしいのです。
ですから、同じ環境で、ちゃんと卒業見込みがあると知った社長さんから、私のことをよく知らないのにもかかわらず、信用して、電話がかかってきて、いろいろなことを訊かれ、もう、それだけで「内定」が決まってしまうのです。
いわゆる、「バブル」の頃でした。
私が、せっかく買ったリクルートスーツを着る間もなく、みるみるうちに8社もの内定が決まり、大学でも友達たちが「俺は7つ」「私は10個」などという会話をしていました。
そういう電話が、就職活動を始めてもいい頃になると、どんどんとかかってくるのです。
私が志望するような会社ではなかったり、有名ではなく、私の知らない会社だったりすると、反対にこちらからお断りすることもありました。
現在の大学生さん達の、就職の状況を見るにつけ、「私は、なんて恵まれていたのだろう」と思います。
私の友人は、「大卒は当たり前だし、もっといい会社に入りたい」という理由で、アメリカの大学院に留学し、MBAの資格まで取って、日本に帰ってきた頃には、もうバブルがはじけていて、逆に学歴が高い為に「そんな高学歴の方に出すお給料はありません」と、断られてばかりで、なんだかとてもかわいそうでした。
一応、私も就職活動もしました
4回生になり、教育実習も終わった頃から、私も、就職活動を始めました。
まずは、履歴書をたくさん書きました。
しかし、こちらから行動を起こすまでもなく、電話だけで「内定」が決まってしまうので、反対に困っていました。
私が入社したいと思っていた、数社の採用状況も調べましたが、国公立出身の、超エリートでないと解けないようなテストがあると知ったりして、どうすれば、志望する広告業の会社に入社することができるのか、かなり悩んでいました。
しかし、心の中では、「内定が、8社もあるのだから」と、就職活動に対して、どこか安心していて、それに、私は高等学校の社会科の教員になりたいという希望もありましたので、本気で就職活動をすることがあまりなかったと、今になってから、反省しています。
本気でなければ、どなたも認めてはくださらない
私は、その後、電話で内定をいただいていた会社に、面接に行きました。
「現在、最も興味を持っているものはなんですか?」とか「自分自身で、自慢できることはありますか?」などという、ありふれていて、事前に予想していた質問をされたのですが、やはり、「私が本気ではなく、内定をもらったから来ただけ」ということが、相手の会社の社長さんにもわかるらしく、内定を取り消されることが続きました。
それで、さすがにこれはダメだと思い直して、面接に行くのですが、やはり取り消されてしまうのです。
当たり前です。
社長さんが「どんな仕事がしたいですか?」とお尋ねの際、私は「高等学校の社会科の教諭です」などと答えていたのですから。
本当に失礼なことばかり、言っていました。
いくらバブルでも、世の中はそんなに甘くなかった
結局、大学を卒業した後は、アルバイトを続けて、聴講生として大学に残り、中学と高等学校の社会科の免許を取得することができました。
出身校の高校の校長先生にお願いをして、定時制の工業高等学校で非常勤講師として、4年間、社会科を教えていました。
その間に採用試験も受験するのですが、採用試験がなかったり、採用試験があっても、落ちてばかりでした。
その非常勤講師の後で、個別指導の塾の指導員として働きました。
よく考えると、その時、私は必死で、本気で「この会社で働きたい」と、強く願っていたので、3次面接まで進み、正採用となりました。
私にとっては、この時の就職活動が、本当の就職活動をした、と言えます。
「自分は、本当に何がしたいのか」を、よく考えて、本気で真面目に取り組むことが、一番大事だと、この時初めて思い至りました。
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