日本点眼薬研究所に内定して就職した理系女子大生リケジョの新卒の就活方法。
自己紹介
- お名前:N・A
- 年齢:28歳
- 性別:女性
- 職業:品質管理職(医薬品)
- 出身大学:T大学
- 学部:工学部
- 内定をもらった企業名:鞄本点眼薬研究所
早めに動き出したにも関わらず
大学入学時から希望する職種が決まっていたと共に、新就職氷河期と呼ばれていた頃に就職活動をすることになると分かっていた為、学部3年生の始め頃には就活を意識し、就活本を購入して履歴書の書き方を勉強したり、SPI対策の参考書を読んだり、インターンシップへ参加したり、と早めの行動を心掛けていました。
9〜10月頃に企業へのエントリーが始まり、就活サイトを通して30社以上に応募しましたが、エントリーシートで落とされる、エントリーが通って説明会に行くことが出来ても面接で落とされる、といったことが続きました。
もともと、両親には「学部卒で就職すること」を条件に学費援助をしてもらっていたので、私としては親に迷惑を掛けたくない一心で「なんとか手に職を付けなければ」と必死でした。
因みに、私の在籍している大学は北信越地方にあるのですが、面接を受けるために講義を自主休講して大阪→熊本→東京と渡り歩いたこともあります。
今振り返ると、金銭面でも体力面でも精神的にもかなり辛い時期でした。
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がむしゃらなエントリーの結果
就活を始めた当初から、大企業だろうが中小企業であろうが関係なく、「希望する業界に関わることが出来るか」「希望する職種に就けるか」という条件で応募できる企業を探していました。
ただ、時代の傾向だったのでしょうか、私が希望する職種の募集条件として「院卒であること」が挙げられていることが少なくなかったので、学部卒予定の私が応募できる企業は自然と限られてしまい、非常に焦った覚えがあります。
また、周りの友達が「一次面接が通った」「就職先が決まった」と言っているのを聞いてさらに焦り、登録していた3つの就活サイトそれぞれで、希望する業界・職種の募集をかけている企業を検索して片っ端からエントリーしているような状況でした。
内定を頂いた企業、日本点眼薬研究所は、この「片っ端から募集した」内の一社でした。
それまで名前を聞いたことの無い企業でしたが、希望していた職種を募集していただけでなく、勤務先が私の出身県にあるという点がとても魅力的であったことを覚えています。
日本点眼薬研究所の選考の準備!足りないことは何か
内定先にエントリーした頃には、世間の就活時期も終盤となっていたので、「これを落としたらもう後が無い」という状況でした。
そこで、これまで提出したエントリーシートや履歴書を見返し、「何がいけなかったのか」「何が足りなかったのか」を今一度確認することにしました。
それまでは、よくある「エントリーシートの書き方」が載った書籍やインターネットの情報を参考にして書き、友人もしくは就職支援課の方に見ていただいたものを提出していたのですが、「もっといろんな人の意見も聞いてみよう」と思い、外部の就職支援セミナーに積極的に参加して講師の方に見てもらうことにより、客観的意見をもらえる機会を得るようにしました。
さらに、「心配を掛けたくない」という思いと若干の気恥ずかしさから、就職活動のことは一切話していなかった親にも思い切って相談し、「こんなことをアピールしているのだけど、どう思う?」と率直な意見を求めるようにしました。
企業研究は、中小企業であったこともあり、ホームページを端から端まで熟読し、どんな歴史があるか、どんな特徴のある製品を作っているかを調べた程度でした。
内定した企業、日本点眼薬研究所の採用選考の流れ
一次選考は、外部会場にエントリーシート通過者50名程度を集めてのマークシート式の適正テスト及び5〜6名に分かれての集団面接でした。
これまで受けた集団面接は、応募者が一列に座り、面接官と対面するような形で話す形式でしたが、この選考では面接官1名及び応募者5〜6名が輪になって座り、一般的な参考書に書いてある「よくある質問」を中心に聞かれました。
二次選考は、本社で人事部の採用担当者2名との個人面談で、「自分の性格をどう思うか」「これまでどんなことをしてきたのか」等をエントリーシートや履歴書を基に一次選考時よりも詳細に質問されました。
印象的だったのは「面白いメールアドレスだけど、何か意味があるの?」という質問です。
当時使用していたアドレスは、好きなゲームタイトルのイニシャルだとか、好きなアニメのイニシャルだとかそんなものを並べて作ったものだったので、とてつもなく恥ずかしかったのですが、素直に答えたところ「N/Aさん、真面目そうなのに意外とおもしろい人だね。」と言われてしまいました。
最終選考は、部長以上の役員レベルの方々5名との個人面談でした。
ただ、専門的なことや難しい内容ではなく、「なぜ志望したのか」「この会社に入ってどんな仕事をしたいか」「どんなことを頑張りたいか」等の基本的な質問をされました。
就職活動を通じて
採用選考中は、「面接で変なことを言ってしまったのではないか」「これで受からなかったらどうしよう」等、常に不安な気持ちが付きまとっていました。
また、周りの友人が採用されていく中で、「どうして自分は受からないのか」「今まで努力してきたことは無駄だったのか」と自己嫌悪に陥ることもありました。
しかし、それまで徹底的に落とされてきたからこそ、選考が進むに連れ、「これまで一次で落とされてきた私が二次選考まで進ませてもらえた」「最終選考に参加する機会をもらえた」と企業に対するありがたさを感じ、徐々に「仮にこの企業受かり、内定をもらって就職したら、この会社の利益のために、自分にどのようなことができるのか」を真剣に考えるようになりました。
また、周りに目を向けると、両親・友人・就職支援課の方々等、多くの人たちがこんな私を見捨てずに支えていてくれていたことに気付き、「自分は一人で就職氷河期を戦っているわけではない」と感じることにより不安な気持ちが吹っ切ることが出来ました。
内定をもらった時には「やっと終わった」という安堵感と共に、「受かったのは自分の力だけではなく、周りの方々の支えがあったからこそだ」と感じました。
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