東北セキスイハイムに採用!内定までの選考や面接など新卒の就活方法をお伝え。
自己紹介
- お名前:Y・S
- 年齢:42歳
- 性別:男性
- 出身大学:東北工業大学
- 学部:工学部建築学科
- 内定をもらった企業名:東北セキスイハイム
就職氷河期の就職活動
私が就職活動をした頃はバブルがはじけ特に建築関係の仕事はほとんどない状況でした。
しかも、私は大学卒業後にアメリカに留学しようと考えていたこともあり就職セミナーなどにもほとんど行かず、就職活動はあまり活発には行っていませんでした。
就職先を決めたのは、父親に留学を猛反対されたからであり、とりあえず大学に4年間通わせてくれた恩にこたえようと思ったからでした。
大学4年の夏に、そのころ住んでいた仙台にある店舗の内装設計をする個人の設計事務所への内定を決めていましたが、卒業前に会社の業績不振から内定を取り消されました。
とにかく4月から働ける会社を決めることだけを考え、何をやりたいかではなく、行ける会社を卒業してから探すことになりました。
結果的には東北セキスイハイムへの就職を決めることができましたが、それも希望していた仙台市内での勤務ではなく、山形に行けるならといった条件付きの採用でした。
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テレビCMでの知名度と給料が基準
とにかく4月から働ける会社というだけで、しかも職安での情報からの選択だった為、聞いたことのある会社に絞って選択しました。
もちろん、建築関係に限定して探しました。
そんな中で聞いたことのある会社は、仙台市内の地方のテレビCMに流れている会社などを基準に選んだため、結果的には大手の会社に絞られていきました。
どちらかと言えば、設計の仕事をしたいと漠然と考えていましたが、やはり転職の情報が新卒よりも豊富だったとは言え、募集していたのはほぼ営業職だった為自然と営業職でやむを得ないと思って選んでいました。
やむを得ずで営業の仕事を考えていましたが、大学時代のアルバイトで接客業が多かったせいもあり、設計のように机にかじりついての仕事や、現場監督のような仕事よりはお客さんを相手にするほうが向いているのではと、自分の考えが自然と変わっていきました。
しかも、留学への夢は消えていなかった為、契約につき報奨金が発生することも知り、できるだけ早く貯金を貯めるには尚更営業職のほうが有利だと考えるようになっていきました。
あとは、いくつか候補を考えた中で東北セキスイハイムを選んだのは、他の会社よりも単純に福利厚生と初任給が高かったことが理由です。
職安での転職情報
内定を決めた東北セキスイハイムは、職安での転職情報からダメ元で電話してみたことがきっかけです。
時期が時期なだけに新卒採用に関しては、既に次年度の大学4年生に向けたものしかなく、選択肢が全くなかったが故の思い切った行動でした。
一次面接を受ける前に当時就職活動でのバイブルとされていた「面接の達人」という中谷彰宏さんの本は一通り目を通して、ある程度予想される質問への回答を考えて面接に臨みました。
その為に、セキスイハイムでやっている事業内容についてはできるだけ調べていきました。
しかし、当時はパソコンも今ほど普及しておらず、私自身もパソコンを持っていなかった為、自宅に送られて来た就職情報誌の中から必死にセキスイハイムについての情報を抜き出した程度の内容でした。逆に言えば、それしか準備せずに面接に臨んだだけでほとんど企業の選考に向けた準備は全くしませんでした。
面接でお説教?
転職情報からのいきなりの問い合わせということもあり、筆記試験はありませんでした。
面接も結果的に一次面接は人事課長との面接があり、その後会社役員との面接に臨みました。
社長、某支店の支店長、営業部長3人との面接でした。一次面接とは違い、役員面接はかなりの緊張感漂うものでした。
しかし、会社への志望動機が形式通りでつまらない、本音で話していないと社長に何度も言い直しをされ、最後はため口でいいからお前の正直な気持ちを打ち明けろと言われました。
その後、これから社会人としてやっていく心構えについて1時間近く社長から説教を受け怒られました。
社長から今と同じような気持ちで他の会社を受けても絶対に採用されないぞと言われた上での説教だった為、不採用は確実と思いそれでもありがたいお説教をいただいたお礼を述べ別な会社の面接に臨む気持ちで会社を後にしましたが、家に帰るとおばあちゃんから東北セキスイハイムから採用の電話がかかってきたよと報告を受ける結果となりました。
内定は社会人としてのエントリーにすぎない
採用選考中は、会社へのアクセスの時点からこれでいいのか、という思いがずっと頭をよぎっていました。
それまでに経験した入社試験とは全く形式が違い、形作った自分ではなく本来の自分を自然にさらけ出さないと乗り切れないものであったからでした。
社長から説教を受けた際には、おまえのような自分の考えをしっかり持っていない人間はどこの会社に行っても使い物にならんぞと怒られました。
だから、内定を頂いても嬉しいというよりは4月から働ける会社をどこでもいいからと探していたような考えで受験した気持ちを見透かされていたことがとても恥ずかしいと思いました。
この面接を通して学生気分が一気に抜け、社会人としてやっていく上で気持ちを切り替えなければいけないという緊張感と同時に、この会社にしっかりと貢献できる人間になっていこうと身が引き締まった思いがしました。
また、自分が行動しさえすれば道は切り開かれるものなんだということも学んだ気がします。
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