京セラに採用になった理系の就職活動。大学の推薦でもSPI(筆記試験)に面接と準備大変。試練乗り越え憧れの大手企業に入社。
自己紹介
- お名前:もこもこ
- 年齢:40歳
- 性別:男
- 職業:エンジニア
- 出身大学:T大学
- 学部:電気工学科
- 内定をもらった企業名:京セラ
企業の選択及びその準備
私は、地方の国立大学出身です。
今でこそ景気の関係上、そして就職活動の変革に伴い、学校推薦が減ってきている状況ではありますが(インターンシップが当たり前となっているため)、当時は、国公立大学であればある程度の地方の大学でも学校推薦という形で就職活動をすることができました。
特に私の場合、理系であったことから、就職難ではありましたが、文系の人に比べまだ有利であったと思っております。
企業を選択する上で、まず学校での成績が左右するのですが、さほど他の学生とかち合うことはあまりなく、そのため、希望した企業に対しては9割の確立で学校推薦をもらうことができました。
そのため、受ける企業が決まり次第、情報を収集し、自分なりに質問事項とその答えを考え、日々練習に取り組んでおりました。
練習というのは、実際に泥臭いことでありまして、質問に対して、スムーズに答えることができるかどうかの練習でした。
その繰り返しにより、質問事項を追加し、その答えを考え、追加・練習の日々を送ったのを憶えております。
これにより、希望した企業(京セラ)を獲得することができました。
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京セラを知ったきっかけ
私が京セラを知ったきっかけは、大学内で京セラと同じような研究をしており、また学会でも京セラの方の発表を何度か傍聴することがあったためです。
当時は、京セラという名前は知ってはおりましたが、具体的にここにいきたいと思うほどではありませんでした。
ただ私の研究内容と京セラの研究内容とが良く似ていたこと、そして、学校推進で実際に京セラが私の大学に来ていたこともあり、応募するきっかけとなりました。
ですが、今考えると本当の理由は、大手企業ということへの憧れであったようにも思えます。
しがない地方大学生が、大手企業に入れるということはとても光栄なことであり、合格するかどうか分からないにせよ、一度はチャレンジしたいと思ったのが本音かもしれません。
だめでもともとという考えで受けたのを憶えておりますが、だめでもともとという考えでも、必死になって準備したのを憶えております。
やるからには後悔したくない、そのためにも努力は惜しまない覚悟でエントリしました。
志望動機と自分の個性を明確化する作業とその文章化
私は、地方の大学生であり、さほど秀でたものを持ち合わせた人物ではありません。
そのため、名だたる大学生と比べると、見劣りするというかレベルに違いがあるのは明らかであると実感しておりました。
ですが、私の持ち味は「努力を惜しまない」といった点です。
レベルが足らないなら、他の学生に対し見劣りするなら、人の何倍も努力すればいい、抜けないにしてもその人たちの近くに到達することはできるはずだと自分に言い聞かせていました。
そして、その気持ち、モチベーションを維持した上で、度胸も知力もない私が、度胸と知力を兼ね備えた地方の大学生であること、つまり、企業の採用担当者にとってどのくらい魅力的な学生なんどとおもわせるか、それが一番重要だと考えました。
つまり、たった一度の面接、自分を理解してもらう、本当の自分を理解してもらうのではなく、演じきった自分を理解してもらうことに終始徹底しておりました。
その演じきった自分を作り上げるべく、私は、努力に努力を重ね、下準備を徹底的にしてきました。
ここでやめたら、さぼったら何も得られないと考え、とにかく数ヶ月間、練習を重ねました。
練習とは自分を作り上げる、演じきるための志望動機そしてQ&Aを日々練り直し、暗記するとういうことです。
今思えば、どうしても受かりたい、一度で勝利を手にしたいと欲が出てきていたのかもしれません。
採用試験の流れ
まずは、SPIなどの筆記試験がありました。
SPIの準備はそれなりにはやってはおりましたが、完璧にと言うほどの準備はしておりませんでした。
その理由は、とにかく簡単な問題もあれば難しくて絶対に解けない(私のレベルでは)問題もあると考え、さほど時間をかけるメリットはあまりないと考えていたからです。
その訓練に時間をかけるぐらいなら、面接の準備に時間をかけるべきだと考えてもいました。
実際の筆記試験では、案の定、難しい問題が多く、冷や汗もでましたが、試験官の前ではあきらめた姿を見せぬよう、ひたすら時間いっぱいまで考えて鉛筆を動かしていたのを憶えております。
試験終了後、周りのみんなも難しかった、あれは解けないよといった声が聞こえてきたので、内心ほっとしたのを憶えております。
次に面接試験ですが、志望動機から私の特徴などを元気良くプレゼンしたのを憶えております。
プレゼント言っても、暗記していることを言うだけなのですが、私は日々の練習の中で暗記した内容をただ言っていると思われないよう、強調すべき点、声を小さくすべき点など、自分なりに工夫して練習してきました。
そのため、面接官の方には暗記でしゃべってるのではなく、自分なりに自分を説明している、つまり、自分で自分のプレゼンを資料なく説明していると思ってもらえたと考えております。
私は自分なりに理想の自分をその場で演じたのです。そして質問が来ました。
質問に対してはたんたんと答えていきました。
ただ、研究の内容に対し、装置の説明をしてくださいという質問に対し、これをそのまま直接答えたのでは、さらに深い質問が来るかもしれないと考えました。
さらに深い質問がくると自分の弱さが出るかもしれない、それはまずいと考えました。
そこで、私は、その質問に対しても左斜めに目線をやり、あたかも思い出しながらしゃべってる感じで説明をし、この質問に対しては十分な回答だなと、そこで終止符を打ってもらえるような回答の仕方をしたのを憶えております。
何でもすらすら答えることが得策ではなく、若干の隙間を見せつつも無難にこなすことにも対応しました。
もちろん、底から先の深い質問はきませんでした。
就職活動を通しての私の成長
私は、努力を惜しまず、自分なりに理想の自分を演じきるようこれまでにないぐらいの準備をしました。
当初はどのくらいQ&Aを考えないといけないんだろう、どのくらい暗記しないといけないんだろう、ここまで準備して不合格だったら自分はどうなるんだろうと考えながら、不安になりながら少しずつ前進してきたのを憶えております。
準備をする中で、私は自分を演じる、自分を作り上げるということをはじめて試みました。
自分を演じるということがどういうことなのか、自分を作り上げるということがどういうことなのか、真剣に考え、どうすれば描いた理想の自分になれるのかを考え続けた日々でした。
度胸も知恵もない地方の大学生が、一流企業に入る、入れるかもしれない、そのことを夢見て努力したことは、私にとってかけがえのない財産です。
面接を一通り終え、帰宅する際、やりきった気持ちでいっぱいでした。
演じきった自分を自分で心の中で本当にほめてあげました。
自分で自分をほめるなんて恥ずかしいことではありますが、私にとってはそれほどの大舞台だったのです。
その大舞台から数週間後、努力の結果とも言うべき内定がおりました。
一流大学の方が手にする内定と私が手にした内定、大きな差はありませんが、私にとっては人生で最大の経験、最大の名誉を手にしたような気分でした。
これが私の就職活動でした。
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