カフェ業界のシャノアールに内定した新卒の就活。採用選考の流れ、面接の内容説明。
自己紹介
- お名前:S.T
- 年齢:27歳
- 性別:女性
- 職業:会社員
- 出身大学:日本女子大学
- 学部:文学部
- 内定をもらった企業名:株式会社シャノアール
東日本大震災で波乱すぎた就活
まず、私の時代は大学3年生の9月に就活サイトが一斉オープンし、エントリーが可能になっていました。
状況は特に厳しくもなく、枠が広いというわけでもない「まぁ頑張れば」という心境でした。
当時はみんなが一斉にエントリーボタンをクリックしまくり、とりあえず片っ端からESを送り付けるというのがセオリーでした。
「働きたい会社より働かせてくれる会社」、「自分を選んでくれる会社」この二点が就活生にとって大きなポイントを占めてたと思います。
ただ、一応は第一志望も設定していました。
私の場合は某子供服企業。理由としては、「子供に関わるお仕事をしたい」「接客業をしたい」「店長になりたい」この3点でした。
特に一番のウェイトを占めていたのは「店長になりたい」でした。
なので、子供服企業以外にもカフェや眼鏡屋さんなど、扱う商材は違いますが主に接客業で探していました。
当時はとにかく「早く店長になりたい、小さなお店でもいいから自分の采配で動かしてみたい」と熱く思っていました。
接客系は基本的に外見とコミュニケーション能力しか見てないので、企業側も切り易いのか、選考が早めに進んでいきました。
様々な企業の選考がスムーズに進んでいき、筆記テストで足切りされたり、インフルエンザでそもそもテスト会場に行けなかったりと悲しい一面もありましたが、9月から始まった就活も12月ごろになると内定の知らせがちらほら聞こえてきます(マスコミは夏に決まってますが)。
私の場合は1月にシャノアールから内定のお知らせをいただいており、第一希望の結果がまだだったため、こちらからの答えを保留させていただくことになりました。
第一希望企業の進捗はというと、最終面接のひとつ前まで進んでおりました。
そんななかで突如としてあの天災はやってきました。
「東日本大震災」です。
あの時の同級生たちの表情は忘れられません。
ひとつも内定がとれていない学生たちはかなり青ざめた顔をしていました。企業は面接などの選考を軒並み中止し、「就活」そのものができなくなってしまいました。
第一希望の企業が選考を中止し、志望先を変更せざるを得ない学生も出たほどです。
幸い私は志望先の本社が関西だったため、企業自体は無傷だったんですが、あの時はすべてにおいて「自粛ムード」が漂っており、「東日本の学生が就活に来られないから」という理由でほとんどの企業が選考を1〜2か月延期させており、私の第一希望も他に漏れず延期してしまいました。
ただ、やはり無傷だったおかげですぐに採用を再開し、面接も行っていただけましたが、あっさり「お祈りメール」がきてしまいました。
シャノアール以外にも内定をもらえそうな企業の選考は進んでいましたが、周りを見れば内定をもらっていない学生の悲しい顔がそこらじゅうにあり、「あなた内定もらってるのにまだやるの?」みたいな表情を向けてくるのが辛くて就活自体をやめてしまいました。
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シャノアールを志望した理由・1年で店長になれるという私の希望に一番近かった
学生時代のアルバイトはずっと接客業で、常にどうしたらお客さんが喜んでくれるか、迅速なオペレーションで商品を提供できるかなどを考えることが大好きでした。
私が店長になったらこんなお店にするのに、とかこんなバイトを育てるのに、なんて考えてたんです。
そして、自分は飽きやすい性格であることがわかっているので、様々な仕事を短期的にこなしていける社風が合っていると思っていました。
シャノアールは最速一年で店長になれますし、実際に私は店長代理に入社11か月で昇格し、入社14か月で店長に昇格しました。
シャノアールを知ったきっかけは、親友がシャノアールのカフェチェーンで働いており、働き方が私に合ってるよと勧められたからでした。
企業研究・背伸びゼロ!
選考してもらう会社は私の何を見ているのか?単純に言えば「適性」ですよね。
この会社の目指していること、企業理念がきちんと理解できることが重要です。
「そうだよね、こんな社会にするために、私はここで働きたいな」と思えなければ、その会社に行けたとしてもギャップに苦しむだけです。
企業研究する前に自分の研究をしてください。自分の研究ができたら、企業の企業理念を読みましょう。
何を言っているのか、共感かできるのか。この会社の社長が本を出しているなら読んでみることも大事です。
正直、一流企業の社長の本を読んで、かっこいい!って思うことと、この社長の下で働きたい!って思うことは別物ですよね。
自分の研究をしている人はそれがわかります。自分の研究をしていない人はわからずに一流企業にエントリーして玉砕してます。
そして、エントリーシートは見栄をはらないことです!本当に痛い目にあいますよきっと。嘘はいけません。ただし、顔写真はばれない程度に盛りましょう。
なごやかな面接
基本的にサービス業は圧迫面接なんてありません。
企業からすれば、選考に来る学生は全員お客様なので、そんな扱いができないはずです。
シャノアールは合同説明会兼採用選考会→部長面接→社長面接の三回のみです。
合同説明会兼採用選考会では読んで字のごとく、説明会を受けてから、採用選考会に進みたい学生は残って選考を受けます。
選考内容はグループワークで「いいお店をつくる方法」だったと思います。
8人ほどのグループを作り、タイムキーパーと書記、発表係を決めていました。
部長面接では営業部の部長と面接です。
シャノアール自体がフルサービスとセルフサービスの2業態で展開しており、私はどうしてもフルサービスが嫌だったのでその時に「フルサービスに私を配属させる気なら落としてください」と言い放ちました。
なぜか、かなり率直に言ってしまったので当時は面接後に「落ちたな〜」と同じ時間帯の学生に漏らしていました。
社長面接は正直「意思確認」ですね。
ただ、そこでも変な質問をしてしまいましたが社長は優しい方だったので丁寧に答えてくださいました。
大泣きしながら内定承諾
選考中は大体自信がありませんでしたが、とりあえず物凄く不細工でもないからどこかしら受かるだろうとしか、考えてませんでした。
個人経営の居酒屋でアルバイトをしていたんですが、常連さんにもかなり気に入られていたので、本当に決まらなかったら泣き付こうとも思ってました。
結果的にはその必要なく無事に内定をいただけたんですが。
私の場合は、私の出身大学のネームバリューが当時は強かったので結構楽観視していたのかもしれません。
シャノアールは社長面接までいった段階で仮内定もらったも同然だったのですが、なぜ採用されたのか不思議なものでした。
嬉しいというより、あれでよかったのか?という感じでした。
部長面接でめちゃくちゃだったのに。
ただ、第一志望に受からないことを考えていなかったので、第一志望に落ちた時の悲しみは今でも忘れらません。
選考通過の連絡がくるはずの日に全然電話がならず、朝から夕方まで待ってもついに来なかったときは電車の中で泣いてしまいました。
本当に余談なんですが、当日は針脱毛のモデルを受けており、非常に痛いVIOを処理しても泣かずに我慢してたんです。
ただ電話が来ないことへの不安感と痛みで我慢の限界を超えてしまい、院内で号泣。
本当に恥ずかしかったし、1時間くらい泣き止めませんでした。
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備考 | 新卒就活対象 |