薬学部の就職でMRを志望。大学院に行きながら就活してCROの新日本科学に内定。
自己紹介
- お名前:N.Y
- 年齢:30歳
- 性別:女性
- 職業:MR
- 出身大学:cis大学
- 学部:薬学部
- 内定をもらった企業名:(株)新日本科学
まさかの就活スタート
大学院への進学も決まり、卒業を間近に控えたある日、訳あって親から今すぐ就職して欲しいと連絡がきました。
私は大学院に行きながら1年で中退する予定で就活を始めました。
もちろん新卒という形ではないし、修士卒でもないので企業にエントリーする前に人事の方にメールで就活することになった旨と学部卒だが新卒ではないということを伝え、エントリー資格があるかを問い合わせるということから始めなければなりませんでした。
この段階で「新卒の方のみが対象なので…」ということで断られることも多く、厳しいスタートになりました。
MRを志望していたのですが、1次審査は通っても2次審査のグループディスカッションや集団面接がうまくいかず、絶望的な状態になり先生に相談したところ業種を増やして幅を広げてみてはどうかと助言をいただき、CROの企業にもエントリーしました。
すると今までが嘘のようにいくつかの企業が1次、2次、3次…と進んで行き、見事に内定をいただくことができました。
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大学に企業説明会で来たことのある会社
企業を知ったきっかけは、卒業生の中に就職した方がいたからでした。
それに大学主催の企業説明会にも来ていたことがあり先生からも勧められました。
エントリーした理由に大きな理由はなく、就活がうまくいかないことへの焦りからとのかく内定が欲しいという気持ちからいろんな企業にアタックしていたと思います。
先生に勧められたこともあり、エントリーしました。
また実家が関西なので、関西で勤務出来るという条件は必ず見ていました。
この企業は東京、大阪、鹿児島に会社があるので大阪がだめでも東京(大学は関東)でもいいかなと思えました。
実際に企業のことを調べていくうちにとても魅力的な会社だったので、ここで働きたい気持ちが大きくなり勤務場所のことはどうでもよくなりましたが。
内定した新日本科学の選考準備はぬかりなく
企業のホームページを見ていると、この企業の理念や考えにすごく共感できるものがあり、もっともっと知りたくなり細かいことまでたくさん調べました。
この企業に就職した卒業生の先輩にもアポを取り、企業のこと、社長のこと、仕事のこと、他にもたくさん教えてもらいました。
やはり知れば知るほどここで働きたい!絶対内定をもらいたい!とこの気持ちをどうやって伝えようか、どういう風に伝えようかと履歴書の自己アピールも何度も添削してもらい納得いくまで準備しました。
文章を書くのはそれほど得意ではなかったのでかなり苦戦しました。
採用選考で初めて自分の熱い思いを伝えられた
採用選考は、書類選考→1次面接→2次面接→最終面接という流れでした。1次面接は集団面接で自己紹介、志望動機、自己アピールという流れで、自分の志望動機について誰よりも熱く語ったと思います。
あとは大学で学んだこと、4年生の時に学会発表をさせてもらったこと、普段は恥ずかしくて自慢みたいなことは言えないけれどこの時は「私、これだけたくさんの経験と知識をもってます!もっとこんな夢があります!」というキラキラオーラ全開だったと思います。
面接官の私の必死なスピーチに優しい笑顔を向けていてくれたことは今でも覚えています。
伝わって嬉しいと結果はまだなのに次はどんなことを聞いてもらおうかと、2次面接のことを考えながら帰ってました。
2次面接は個人面接で、ちょっとした企業についてどれだけ知っているかという内容の筆記試験もありましたが、細かく企業について調べていた私にとっては楽勝で難なく解けました。
そのあとの面接も和やかな雰囲気で進み2次選考は終了。
最終選考に進んだのはこの企業が初めてで、今まで以上に緊張しました。
最終面接は人事の方と事業部の部長が来られていて、カチコチに緊張していたのですがたわいもない話から始まり、私の大学に企業説明に来た時にたまたま行ったお店がとても美味しかったという話や、大学でいろいろ頑張ってたみたいやね!と言ってくださったり、なんだか拍子抜けする内容で緊張していた私も面接というより楽しくおしゃべりさせてもらったという印象で終了しました。
採用選考中は終始ドキドキ
他にもいくつかの企業を受けていたのですが、私の気持ちの中ではこの企業で働きたい!と決めていたので、もしだめだったらどうしようという不安な気持ちもたくさんあり、不安に押しつぶされそうになっていました。
しかし不思議と「でもなんか大丈夫な気がする」という今までにはなかったどこからきているのかわからない自信もあって、なんとか乗り越えながら最終選考まで残りました。
内定は電話での発表で、いつかかってくるかわからないので携帯を握りしめて気づかないことだけはないように待っていました。
発表当日は大学の実験も休みで、朝からスーパーに買い物に行っていました。そしたらスーパーの入口入ったすぐのところで知らない番号からの着信。
慌てて買い物かごを戻し、電話に出ると内定の連絡でした。嬉しくて嬉しくて、そのときの状況ははっきり覚えています。
電話を切ってすぐに母親に連絡し、私の声のトーンでわかったらしく先におめでとうと言われました。
母は普通の人より大変な思いをさせてゴメンねと謝っていましたが、私は大変な状況にも関わらず大学に行かせてもらって感謝していると伝え、二人で泣きました。
なかなかスーパーの前で泣いている人はいないと思うので、びっくりされたりもしましたが嬉しすぎてそんなことはどうでもよかったです。
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