三菱商事テクノスに採用された新卒の就活！内定までの選考の流れ説明
自己紹介
- お名前：A・S
- 年齢：29歳
- 性別：女性
- 職業：会社員
- 出身大学：C大学
- 学部：英語学部
- 内定をもらった企業名：三菱商事テクノス株式会社
就職活動なんて簡単！と思っていた私
当時の私は、就職活動をなめてました。
世の中に数え切れない程の企業が居るのだから、１つくらい内定なんて貰えるだろうなんて軽く考えていました。
若さゆえと言いますか、呑気というか、呆れるほど世の中をなめていました。
ですが、周囲の友達たちが本気モードで必死で就職活動をしている姿を見てこれはそろそろ私もと思い、人とは２ヶ月程遅れて就活をスタートさせました。
就職氷河期の真っ只中であった私は、とにかく日々エントリーシートを記入して提出の繰り返しをしていました。
そして、毎回貰うのはお祈りメールばかりでした。
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三菱商事テクノスは引き寄せた内定
就職活動が全く上手く行かず、かなり落ち込んでいた私。
藁をも掴む思いで行った大学の就職相談所で見つけた求人が今勤めている会社でした。
過去に同じ大学から就職した女性も多く、しかも説明会が明日というミラクルが起こりました。
エントリーの理由なんて考える暇も無く、すぐに説明会の予約を取りました。
三菱商事テクノスの採用選考準備で下調べの難しさを痛感
企業研究をしようと思い、インターネットで検索。
ですが、公式ホームページを見てもこれと言って何がヒントとなる情報なのか判別が付きませんでした。
どういった人物を採用するのか。そしてこの会社で私が活かせる強みは何なのか等を考える前に、”会社”という組織が一体何なのか。
そこを全く理解していませんでした。
だからこそ逆に自分が企業を選ぶのではなく、企業に自分を選んで貰う必要があるのだと感じました。
偽りすぎる事なく、ありのままの自身をしっかりと見せる事で企業が欲しいと思ってくれる人材なのか。
そして私がこの企業に適した人物であるのかを判断して貰いたいと思いました。
無論、エントリーシートが通らない事には面接まで行けませんから大学に保管してある先輩たちのエントリーシートなどを見ながら研究し、当たり障りの無い程度に自分の色を加えて完成させました。
三菱商事テクノスの採用選考フロー！順調に進んでビックリ
まず、説明会に参加しその後正式に応募をしたい人は部屋に残る様指示がありました。
後がない私はもちろん部屋に残りました。
採用担当者の方から筆記試験と再度エントリーシートを記入する様指示がありました。
筆記試験と言っても国語・数学・英語と基礎的な内容で大して難しいという印象は受けませんでした。
それに加え、パーソナリティ診断も受けました。２択から選ぶ問題が１００問ほどあった気がします。
そして最後にエントリーシートの記入ですが、自身が研究した通りの内容を記入しました。
初日はそこで終了、帰宅しました。
すると翌日には連絡が来て、面接に来るようにと日程調整の連絡がありました。
営業職の枠で応募していたので、面接に来ているのは男性が多めでした。
そして部長レベルの方たち３人と面接をし、翌日には二次面接に呼ばれ順調に駒を進めて行きました。
有り難いことに最終面接まで行きました。
三菱商事テクノスからの内定は予想外の展開だった
最終面接まで進んだ私は、とにかく自分のありのままを知って頂く様包み隠さずお話をしました。
取締役社長を含め、役員の方たち５人との面接は簡単ではありませんでした。
営業職の枠で応募はしたものの、女性であるという事もあり”しおらしさ”や”男性を立てる”という所を求められている感じがしました。
そこは起点をきかせて役員の方たちに合わせてお話を進めるなど工夫をしました。これも社会人になるステップの１つであろうと認識したからです。
翌日、即採用担当者の方から連絡がありました。冒頭が「実は」という言葉でした。
これは駄目だったなと悟りました。
その予感は的中しました。
「残念ながら、営業職としての採用はお断りさせて頂く事となりました。ですが、ここで私どもからご提案があるのです。」
内容を聞いていると、どうやら役員の方たちが私を気に入って下さりもし良ければ営業事務職として来てもらえないかという依頼でした。
しかも、私がこの依頼を受けたらこれからスタートさせる営業事務職の採用は中止するとさえ仰っていました。
営業職として世界中を飛び回る事に憧れを抱いていた私にとってこの展開はあまりにも予想外でした。
担当者の方が翌日再度事務所に来て、個人説明会を行うので来て欲しいと言われ承諾しました。
実際に個人説明会（給与・福利厚生等）に加え、私のテストの結果・パーソナリティ診断結果を見せて下さいました。
又、実際に働かれている女性社員の方ともお話をする機会を下さり幾つか質問をしました。
最終的にここまで私を採用したいと思って下さる企業を断るのは罰当たりではと思い、依頼を受ける事にしました。
就職氷河期に来て欲しいと言われ就職出来た私はとてもラッキーであったと思います。
就職活動はタイミングと相性だと痛感した就職活動の体験でした。
どれだけ自分が入社したいと強く願っても、企業側が私との可能性を感じられなければ採用は得られません。
１つのターゲットに絞るとお祈りメールを受けた時に強いダメージを受ける事になります。
実際に私もこの経験をし、一度やる気を削ぎ落とされました。そこで足を運んだのが大学の就職相談所でした。
運命的に今の就職先を見つけ楽しい社会人生活を送っています。
何事も思いつめることなく、常に様々な可能性を探る事が就職活動において大切な事だと思います。
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