富士通に採用された方法!短期大学の美術専攻の私が大手メーカーに就職できた理由と内定までの選考フローをお伝え。
自己紹介
- お名前:M・S
- 年齢:46歳
- 性別:女性
- 職業:デザイナー
- 出身大学:TK短期大学
- 学部:美術専攻
- 内定をもらった企業名:富士通株式会社
就職活動では、なかなか内定を貰えなかったのです。
何故なら美術科専攻だったからなのです。
そのいきさつをお話ししていきましょう。
もともとは専門職を希望でした
美術で食べていきたい、そう願って進学をし勉強を重ねてきました。
しかし、短大で学べる時間は少なく、なかなか専門性を持って就職出来るまでの技量を持てずにいました。
今就職するとしたら、いっそのこと大手企業に事務職で働いてみようかと現実的な方へと気持ちを変えていったのがきっかけでした。
あらゆる業種の採用にトライしました。
流通業、飲食業、小売業、金融業・・・どれも何となくで受けてしまった企業だけに面接での受け答えもいまいち気持ちが入らないと言う点がありましたし、3流短大の美術科なんてという企業側の意識もあり上手くはいきませんでした。
中には「ウチの会社以外に受けた企業はありますか?」この一問しか面接で聞いて来なかった企業さんもあるくらいです。
偏差値で随分差別をされて来たと痛感していました。
しかし、結果的には第一志望の企業に就職出来る事になりました。
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富士通をエントリーした理由はこれからのびる業種は何か?と考えて
中学生の頃、万博があり何度かいく機会がありました。
各企業ブースの中でどうしても入ることができなかったブースが富士通パビリオンでした。
何をしている会社なのだろうという疑問があり、ずっと気にしていた企業でした。
コンピュータメーカであると知ったのは就職活動をした頃でした。
これからの時代、コンピュターが無くては生きていけない時代がやってくると確信した私は、富士通を第一志望に決めて就職活動に取り組むことにしました。
さらには、過去の採用実績に美術科の先輩が入社していたことを知り、私にも可能性が拓かれている企業だと感じたのも大きなきっかけだったと思っています。
入社されていた先輩にアポイントをとり、企業の雰囲気を確かめる
まず、学校の就職部を通じて、富士通で現役で働く先輩に電話でアポイントを取りました。
どのような試験で採用され、今何の職種につかれているかなどを細かく聞いていきました。
そのことにより富士通の社風などを知ることができましたし、好感を持って入社試験にのぞむことも出来ました。
試験の内容は、一般教養と作文、面接が二回と聞いていました。
国家公務員問題集をもっていましたので、それを活用し日々勉強を重ねていました。
志望理由ははっきりしていましたので、面接に対する練習などは特に行ってはいませんでした。
しかし、この面接で後、おおきなしっぱいをすることにはなりました。
選考はとてもフェアーな企業でした
就職活動の解禁日をまって試験は行われました。
当時は青田買いなどと言って、解禁日を待たずに試験を行っているところが殆どでしたが、富士通は解禁日を待っている珍しい企業でした。
一次試験では、先輩が話されていたように同じく、主要五科目の一般教養試験と作文、一次面接が行われました。
教養試験の英語はなかなか難しいないようだったことを記憶しています。コンピュータや半導体事業に関する内容が英文でかかれており、長文読解をしなければならない様な試験でした。
筆記のテストが終わってから面接を行います。
学校の偏差値順に呼ばれるのではなく(実際そのような企業さんがありました)試験会場に来た順で面接に呼ばれました。
この学校の偏差値を気にしないところもフェアでしたし、学校の成績を持参しなくて良いところも他の企業さんとは違っていました。
とにかく、試験一発勝負で決めようとする企業であったことは特徴的だったと思います。
面接では、志望動機や「いま、夢中になっていることは何ですか?」などを聞かれました。
志望動機は、純粋に万博でパビリオンに入れなかったこともお話しし、「コンピュータが無くては生活出来ない時代がやってくるのを働きながら体感したい」とお話ししました。
夢中になった事については、甲子園高校野球と答えてしまいました。
当時母校が出場していた為でした。
随分砕けた話になってしまいましたが、本音で語れた事は評価に繋がった様子でした。
この一次試験が合格すると、試験日当日の夜までに電話連絡が入る事になっていました。
たった数時間であれだけの人数(何百人単位で受験者はいたと思います)の採点を行うのは大変なものだと感じながら、ドキドキ電話が鳴るのをひたすら待つというのが苦しくて、とても強く記憶に残っています。
夜九時半頃にやっと電話がかかってきました。
「明日の二次選考に来て下さいと」いわれた時の嬉しさは今でも忘れられません。
二次試験では、重役の方による面接選考と思われました。
やはり、会場に来た順番に呼ばれ、面接だけ行われました。
配られた一杯のオレンジジュースが足りないほど喉が渇いたのを覚えています。
一次面接と同じように志望理由などを聞かれました。
そして最後に「これだけは言っておきたい、または質問しておきたい事があるならばどうぞ」と聞かれた時に失敗をしてしまいました。
「社員食堂はありますか?」というどうでも良い事を聞いてしまったのです。
私としては重要事案であっても面接官はキョトンとされていました。
肩を落として帰り、暫く後悔した事も忘れられません。
しかし、こんな破天荒さが意外にも嫌いではない社風であったと、働いてみて感じる事が出来ました。
内定までが長かったのです
二次試験後、内定の連絡が来るまで二週間ほど待ったように覚えています。
さすがにもうダメだと思い、学校の就職部を訪れたら内定していると教えて貰いました。
バブルがはじけた直後の就職活動は難航していましたので、一緒に受けた友人にも内定の知らせをし、一緒に泣いたのを覚えています。
そして、我が家のご近所には素行調査の連絡が入っていたと後に知る事になりました。
縁故入社の方が多い企業でもあります。
縁故でない人に対しては、隣近所に家の状況や家族の状況を聞き込みしていました。
勝因は、本音で語ったことだと自負しています。
本音で語り相性さえ良ければ就職活動は上手くいくものではないかと感じています。
何事も縁ではありますが、人事の方も本質を見抜くプロでいらっしゃるので、自分を見繕わず本音でぶつかる事が大切だと思います。
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