ネオ七三とは?就職活動はギャップで攻めろ!ネオ七三分けで印象に残る就活生に!
営業力で勝負したかった22歳、大学4年、春。
R・Kと申します。
現在25歳、不動産デベロッパー入社3年目。一人前の営業マン、学生時代思い描いていた男になるために奮闘中の日々であります。
就活は今から3年前の4月のことになります。学生時代は毎日バンド、バイト、たまに旅行をするなど自由気ままな毎日。
当然成績はドベでした。
早稲田大学の社会科学部をギリギリで卒業した、大学4年の1年間は今でも夢に出るくらいです。
就活に全力で取り組み始めたのは、大学3年生の2月です。一般の就活生であれば、12月の合同説明会にて志望業界を絞っています。
2月には個々の企業が開く説明会に参加したり、志望企業にエントリーシートを送付している時期です。
私の周囲では既に外資系企業の内定を持っている学生や、大手マスコミの最終面接まで通過している学生がワンサカいました。
変に見栄を張りたい私は普通に頑張っても意味がないと考え、営業力で収入を一発逆転できる業界で勝負しようと思い至ります。
急いで身近な先輩へ聞き込みをしたり、ネットを駆使して3つの業界に絞ることができました。
それは、不動産、証券、人材業界です。それぞれ大京、野村證券、リクルートといった営業力に定評のある企業が思い浮かぶかと思います。
せめて外見だけでも憧れの企業のビジネスマンに近づきたいと思い、身なりを徹底的に研究したのが3月。4月からは面接が始まっていたのでギリギリです。
結果、人材業界には落ちてしまいましたが、不動産デベロッパー2社、証券会社1社から内定をいただきました。
髪型命!圧倒的オーラを放つ就活生になりたかった。
髪型には非常にこだわっていました。
なぜなら、アピールできる武器が他の学生に比べて圧倒的に少なかったからです。
例えば、海外30カ国をバックパッカーとして現地の人々と交流しながら見聞を広げてきた学生や、学生団体に入って地方公共団体と打ち合わせを繰り返しながら街おこしをしてきた学生。
何の変哲も無い学生と比べたら、面接官も「この子からもっと話を聞きたい」と思ってしまいますよね。
適当にギターを弾いて酒を飲んで、ヘラヘラ過ごしてきた私では到底太刀打ちすることができません。
ですのでここで私が考えたことは、髪型だけでも周囲と差別化をする、ということです。
また、人の第一印象は5分で決まるといわれています。
ぱっと見て、面接官に「体験をしてきたのかもしれない…」と感じさせるために、就活生では選択しない、なおかつビジネスの世界でも通用する髪型にして面接に臨もうと思い至りました。
異彩を放つネオ七三分け。体育会系企業には概ね好評。
ズバリ、七三分けです。
とはいっても、昭和のビジネスマンの七三分けのようなベタっとした七三分けではなく、「ネオ七三分け」といわれる現代風の七三分けです。
以下の画像のようにセットして面接に挑みました。
自分の中のテーマは「強さ」です。
営業力勝負の業界はプレゼン力や企画力もさることながら、絶対に目標を達成してやろうとするタフネスさが必要です。
メンタルの強さは言葉だけでなく、見た感じの印象でも絶対に伝えることができると思います。
この髪型にするメリットは、2つあります。
1つは、面接官世代に受け入れられやすい髪形であるということ。
短髪はさわやかな印象があり、スポーツの経験を連想させます。
ただ、同じ短髪という括りでもベッカムヘアーのようなソフトモヒカンは古い世代の面接官にとってあまりなじみの無いものです。
しかし、七三分けは古くから日本に存在する髪型です。
予想以上に反応はよく、某不動産会社では「気合が感じられていいねえ〜。」と話のネタにまでなってくれました。
もう1つのメリットは、印象に残りやすくなるということ。
周囲の就活生を連想してください。
無難な髪型で無難なエピソードを話す学生が多くないですか?
同じエピソードを話すにしても、外見と内容にギャップがあれば印象に残るはずです。
よく見かけるリクルートヘアーの学生が塾講師としてのエピソードを話す。
その一方、七三で超短髪の気合の入った学生が、塾講師として小学1年生に丁寧に勉強を教えたエピソードを話す。
これってすごいギャップを感じさせることができると思いませんか?
ギャップを植えつけて印象に残すことは、面接に限らず人間関係全般でも大切なことですよね。
美容院にて苦戦。就活生と思われず…
ネオ七三分けは、床屋ではなく美容院にてカットしてもらいました。
ジョージクルーニーの写真をアイフォンに忍ばせて、美容師さんに依頼をしました。
変な大学生が来たと思われたことでしょう…正直緊張しながら美容院に入店したのを良く覚えています。
ただ私はこの時点で重大なミスを犯しました。
単純にジョージクルーニーになってしまっては困るので、「就職活動で気合の入った感じにしたいので…」とか「体育会系の会社に入りたいので…」と、
前フリをしておけば良かったものの、「こんな感じで!!」と妙なテンションで乗りきろうとしてしまいました。
結果、単純にジョージクルーニーの劣化コピーが完成してしまったのです。
出来上がったのは社会に疲れた入社9年目、老けた印象のオジサン風大学生です。
面接の始まる2週間前だったので、微調整することができたのが不幸中の幸いです。
髪型のセットは非常に楽です。
ジェルとワックスを7:3に混ぜたものを髪の毛に満遍なく馴染ませ、固めていくだけです。テカりすぎは悪印象なので、ワックスはマッドなものを使用していました。
面接官も人間。髪型は「配慮」。
面接官ってすごいですよね。
同じような髪型で同じようなことを話す学生相手に何百時間と割いているのですから。
学生側も面接官を楽にしてあげましょう。
面接官はサラリーマンです。
面接が終わった後、一日の業務報告を上司にするのです。
同じような学生さんがいっぱいいたらたまりません。
思い出すのに精一杯で、報告の整理をするにも時間がかかっちゃいます。
でも、一風変わった学生がいれば、スッと思い出すことができると思いますよ。髪型は面接官への「配慮」なのです。
それと、当たり前ですが面接官も人間です。
人間はギャップに弱い、ギャップによって恋に落ちるなんていいますが、面接の場も同じことです。
ヤンキーが良いことをすると過剰にほめられますよね。
体育会系の勢いだけに見える人間が、勉強のエピソードを話すことにも、同じ効果が生まれるはずです。
ぜひ皆様のご健闘をお祈りいたします。
考え込みすぎず、全力でぶつかってみましょう。
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