就活失敗してフランスにワーキングホリデーに行くことを決断K.Mさん
自己紹介
お名前 | K・M さん |
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年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 日本語教師 |
出身大学・学部 | G大学・文学部 |
就活をやめて進んだ道 | ワーキングホリデー |
最初に何がきっかけで就職活動を始めましたか?
就職活動を始めたのは、
社会人に出て働きたいと思ったからです。
高校生の頃からなんの疑問もなく、
大学を出て働くのが当たり前だと思っていたし、
周りも就職活動をしているし、
そのような訳で特に深く考えることもなく就職活動をスタートさせました。
どのように最初は就活を始めましたか?
リクナビやマイナビなどいくつか新卒用の就活サイトに登録し、
少しでも気になる企業にエントリーしていました。
出版社や商社などが多かったです。
大手、中小問わず、確か100社くらいにエントリーしました。
説明会や就活イベントに足を運んだり、
大学の就活センターで調べてOG・OB訪問も数回しました。
ネットや雑誌などの情報に頼るだけでなく、
積極的に外に出て情報収集していました。
SPI対策のために問題集を買い、
時間のあるときに問題を解いたりもしました。
二つの企業にエントリーシートが通り、
一次面接にも呼ばれました。
一つは落ち、
もう一つは就活をやめようと思ったのでこちらからお断りしました。
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就職活動を中断したきっかけは何でしたか?
飲み会の席で教授に言われた一言がきっかけで、
始めてから数ヶ月で就活をやめました。
その当時、
卒業後に海外へワーキングホリデーに行くことも検討していたのですが、
親にこれ以上金銭的な負担をかけるのは悪いと思ったので、
家族に相談することもなく、勝手にワーホリは無理だと諦めていました。
でも、
「一度就職してしまうと海外へ長期で行くのは難しくなってしまうよ」
と教授に言われたので、
やっぱり今海外に行くなのかもしれないと思ったのです。
しかもワーホリには年齢制限もありますし。
ちなみにその教授も大学院生時代、
ある国に数年留学していました。
ワーホリから帰ってきて果たして採用があるのかどうか未知数でしたが、
そういったことを気にして不本意な選択をするよりも、
自分のやりたいことを犠牲にする方が嫌だと思いました。
自分の留学したい国が英語圏ではなかったので、
その国の言語がある程度使えるようになれば、
それなりに需要もあるかなとも思ったので。
そもそも私は、就活にあたって確固たる目標もなく、
ただ何となく受かればいいやと思ってやっていました。
そういう態度が面接官にも伝わっていたから、
一次面接で落とされたのかもしれません。
どっちつかずの状態で就活を続けても、
自分の迷いを採用側に気取られてしまうだろうし、
どうせなら自分が一番納得できる道を選ぼうと決意したのです。
親には反対されるかなと心配しましたが、
意外にも背中を押してくれました。
そのような訳で、
周りに流されてなんとなく就活するのではなく、
自分の意志で進路を決めようと思ったので、
就活をやめました。
就職活動を中断してどのような道に進みましたか?
就職活動をやめて、
私はフランスに一年間ワーキングホリデーに行きました。
周りには大手企業や有名企業に就職した友人も多く、
自分は何を呑気にやっているんだろうと焦りや劣等感も少し感じましたが、
自分のしたいことはこれなんだという確信もありました。
一年間のワーホリ生活はとても実り多いもので、
あっという間に過ぎました。
フランス語もだいぶ話せるようになりました。
ワーホリビザがあれば自由に仕事もできるので、
パン屋さんに販売員として就職しました。
この時、正社員として初めて雇われました。
とはいえ、あまり自分に向いていなかったようで、
数ヶ月で仕事を辞めることになりました。
それからはフランス国内や近隣の国を旅行し、
お金が少なくなってきたので再び仕事を探しました。
通信教育で日本語教師の資格を取っていたので、
日本語教師の仕事にチャレンジしてみました。
ネットで求人を探し、語学教師を派遣する会社に登録しました。
コマ数は週二日と少ないのであまり稼げませんでしたが、
仕事自体は楽しくやりがいがありました。
そして、ワーキングホリデービザが切れる頃に、
現地で出会った男性にプロポーズされ結婚することになりました。
今はフランスで夫と共に暮らしています。
もしワーホリに行かず日本で就職していたら、
きっと彼とは出会わなかったことでしょう。
現在も、ワーキングホリデーの時とは別の機関ですが、
日本語教師の仕事を続けています。
日本語教育は意外と奥が深く、
毎日色々な発見があって楽しいです。
実際にワーキングホリデーをしてみてどうでしたか?
私は現在の自分の境遇に満足しているので、
就職活動を途中でやめたことを後悔していません。
刺激的で面白い、
日本語教師という仕事にめぐりあえて良かったと思っています。
日本にいたら、きっと日本語教師にはならなかったでしょうし。
フランスは休みも多く福利厚生も充実しているので、
働くには割と良い国だと思いますし。
何となく就活して何となく内定をもらえたところに就職していたら、
きっと「やっぱりワーホリに行きたかったな」と後悔していたことと思います。
それに、就活していた頃は「とにかく内定をもらうことがすべて」という考えで、
入社してからのことがあまりイメージできていませんでした。
世間体や周りの意見も気になるところですが、
それよりも自分の意志を尊重した方が、
結果として悔いのない選択ができるのではないでしょうか。
「周りも就活しているから自分も」
と人に流されなくてよかったと思っています。
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備考 | 新卒就活対象 |