就活が辛いあなたを助けます【サポカツ】

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自己紹介

お名前	M・M さん
年齢	26歳
性別	女性
職業	日本語教師
出身大学・学部	N学院・グラフィックデザイン科
就活をやめて進んだ道	テーマパークの従業員

 

 

就職活動を行ったきっかけは何ですか？

親にわがままを通し、
高い学費を出してもらい、

 

専門の学部を選び学んだのだから、
就職活動はしなければと思っていました。

 

 

周りの友人もみんな就職活動をしているし、
研究生として学校に残るだけの実力もありません。

 

 

形だけでもしておかないと、
と就職活動を始めたきっかけはそんなものでした。

 

 

就職活動していた時のことをお話しください？

学校の学生科に張り出されている求人を見て募集してました。

 

 

毎日のように学生科に顔をだしては求人用紙とにらめっこです。

 

 

仲のいい先生に紹介してもらい、
面接を受けたこともあります。

 

 

パソコンで調べ、募集している企業へ出向いたこともあります。

 

 

グラフィックデザイン科の卒業生の多くは、
デザイン事務所に就職する人が多かったです。

 

 

大きい事務所から、
個人でやっている小さな事務所まで多々ありますが、

 

就職率はあまりよくなかったし、
求人数も多くなかったので争奪戦でした。

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就職活動を断念したきっかけは何ですか？

全くうまくいかずに挫折しました。

 

 

といってもそんな多くの数の面接を、
受けたわけではありませんでしたが。

 

 

周りの友人たちは就職が決まったり、
研究生になったりと次々に進路が決まっていくのに取り残されていました。

 

 

「絵が好き」という理由だけでグラフィックデザイン科に入ったけれど、
周りは自分よりもっともっと絵が上手な人ばかりでした。

 

 

わたしなんて全然才能ないんだなと、
薄々思っていたことをこれで痛感した気がしました。

 

 

デザイン事務所の面接はいろいろありますが、
個人経営の事務所ではそんなにかしこまったものではありません。

 

 

スーツよりも私服で行った方が受かるというくらいです。

 

 

実際、私服で行った友人がすぐに内定をもらってきていました。

 

 

それを聞いてわたしも私服で面接を受けたりしてみましたが、惨敗です。

 

 

何がいけないのか、何がダメなのかわからず、
周りにも相談できず、常に就職のことが頭をグルグルと回ってました。

 

 

そして気が付けばもうすぐ卒業という時期になっていました。

 

 

では、どのような道に進みましたか？

テーマパークの従業員として働くことになりました。

 

 

どうしたら従業員になれるのかずっとわからなかったのですが、
たまたま乗った電車の中吊り広告で従業員募集の記事がありました。

 

 

その広告に目が釘付けになり、
なんだか目の前が開けた気がしました。

 

 

これがやりたい！と強く思い、
就職先も決まっていなかったのですぐに面接に行きました。

 

 

そして１か月後に採用が決まりました。

 

 

配属先はテーマパーク内の飲食施設です。

 

 

就職が決まらなかった時が?のように、
わたしの気持ちは晴れ晴れしていました。

 

 

これから新生活が始まるのかと思うとウキウキです。

 

 

学校を卒業する前に研修としてデザイン事務所で働いていた友人が、

 

「想像してたのと違う、こんなんじゃなかった」と

 

愚痴をこぼしていたのを聞きました。

 

 

それを聞いて就職なんてそんなものだ、
わたしはこれで良かったんだと思ってしまいました。

 

 

とにかく進路が決まった安堵感からそう思っていました。

 

 

親にしてみれば、高い学費を出して、
就職もせず全く違う道に進まれたらたまったもんじゃないですよね。

 

 

それでも、「やりたいならやればいい」と言ってくれた親に感謝しています。

 

 

実際に違う道に進んでみてどのように感じましたか？

従業員といってもアルバイトなので金銭面ではかなり不安があります。

 

 

もう学生ではないので親から資金援助はありません。

 

 

でも働いてみたいなとずっと思っていたところで、
働ける喜びがそんな不安をはねのけました。

 

 

実際働くと、やはり毎月カツカツです。

 

 

家賃に水道光熱費、ケータイ代を払ったら、
残りはわずかで削れるところは食費でした。

 

 

初めて市民税の納税通知がきて、
その高さにビックリしたのを覚えてます。

 

 

でも毎日とても楽しかったです。

 

 

周りは同年代ばかりで、
同期もたくさんいてまた学生生活をしているようでいた。

 

 

ここで働きたいからと、
遠くの土地から1人で出てきた子もいました。

 

 

わたしはそんな場所で働けているんだと、
仕事に誇りを持っていました。

 

 

しかし働き出して数年がたつと、
このままでいいのかなと思い始めました。

 

 

相変わらず仕事は楽しかったのですが、

 

世の中の厳しさも知らずにいていいものか、
会社員として働いてみた方がいいんじゃないかと思いました。

 

 

そこでまた就職活動を始めました。

 

 

今回はデザイン関係ではなく、
自分が興味を持った会社の面接を受けました。

 

 

結果、デパートや駅ビルでパンの製造販売をしている会社に、
就職することができました。

 

 

そして今に至ります。