就活あきらめアパレルの販売員のアルバイトをしたK.Yさん
自己紹介
お名前 | K.Yさん |
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年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 製菓職人 |
出身大学・学部 | N大学・文学部 |
就活をやめて進んだ道 | アパレルの販売員のアルバイト |
就職活動はどのように始めましたか?
特に何も考えず、周りが就職活動をするから、
という理由で自分も就職活動を始めました。
学校も就職に向けたセミナーなどを開いていたので、
なんとなく
「やらなきゃならないこと」
と感じられたからです。
皆が高校受験するから自分も高校受験する、
といった状況に似ています。
最初にした就活の流れを教えてください。
旅行会社や航空会社、アパレルなど、
自分の中で興味が持てそうな業界に
エントリーシートを手足り次第に送りました。
一般常識の勉強も、とりあえず本屋で参考書を買って
一通り勉強しました。
OB訪問も1度だけしましたが、
特に何の効果もなかった気がします。
受験勉強と違って、
自分をアピールしなければいけない就職活動は本当に苦手で、
エントリーシートも上手く書けませんでした。
大学も中級でしたから、
書類で落とされるのがざらでした。
本来なら、エントリーする企業の研究とか、
時事問題や経済について勉強を深めるべきだったのでしょうが、
何をしていいのかぼんやりとしていて、
手を付けられず、
ぼんやりとしたまま就職活動に臨んでいました。
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就職活動をやめようと思ったきっかけは何ですか?
4年の夏になっても内定は一つももらえず、
さすがに落ち込みました。
書類を通過しても、
面接で落とされてばかりでした。
当時は、
「どのように就職活動したらいいか」が
全く分かっていませんでした。
就職活動のハウツー本を読んで、
うろ覚えで叩き込んだ知識をもとに
面接官の前で振る舞い、
受け答えしていました。
けれど、ただなんとなく勉強して大学まで進み、
これと言って好きなことも熱中することも持たない自分は、
面接官にとって魅力的ではない人間だということは
自分でも分かっていました。
実際、受ける業界や企業もバラバラで、
自分がどんなことに興味があるのか、
どんな仕事がしたいのかも
はっきりわかっていませんでした。
自分が
「就職活動で上手く立ち回れていない」ことは、
身に染みて感じていたのです。
このまま不得手の就職活動を
つづけることに不毛さを感じていたのと、
自分は「自分自身をアピールする」
とか
「企業研究を徹底的にやる」
といったような器用な立ち回りはできない、
本当に興味のある業界ならもっと地道な手段で入り込もう、
と思いました。
それなら、自分は何に興味が持てそうか?
と考えた時に、洋服ならば身近で興味が持てそうだ、
と思いました。
ちょうど手にした転職雑誌に、
某アパレルメーカーの販売員の職の募集がありました。
アルバイトから正社員への登用もあり、
と書かれていました。
このまま就職活動を続けても、
内定はもらえないだろうと分かっていましたから、
アルバイトから好きな業界に潜り込んで、
頑張って働き続けて正社員の職を得た方が確実だと思いました。
就職活動をやめた結果、どうでしたか?
苦手な就職活動から解放されて、
気持ちは晴れました。
在学中からアルバイトを始めましたが、
仕事というやらなければならないことがあるのは
張り合いがありました。
不毛な就職活動をしているよりも
よほど充実していたと思います。
ただ、親は苦労して大学まで行かせて、
頑張って学費も払ってきたのに、
賃金の低い販売意のアルバイトについたことは、
不満だったようです。
ことあるごとに
「いつまでそんな仕事を続けるつもりだ」
「早くちゃんとした仕事に就け」
といわれました。
私自身も、最初は充実していましたが、
大学を卒業し、親元でアルバイトを続けていく中で、
低い手取りや、
そこから制服代という名の
高額なお金が差し引かれること、
過酷な立ち仕事、
先輩たちの服への情熱と自分の気持ちのギャップなどが
どんどんわだかまりとなり、
ある日
「自分は自分が思っていたほど服が好きじゃない。
先輩たちほど服に情熱を傾けられない」
と思い、転職しました。
準社員に、と引き止められましたが断りました。
この給料では暮らしていけない、
生涯続けられる仕事じゃない、
と思ったからです。
生涯続けるなら事務職なら
年をとっても続けられると思い、
名の知れた企業の契約社員として
事務職に就きました。
契約社員であることが、
またしても親の不満で、
「小さい会社でいいから正社員の職を」
といわれましたが、
事務職の経験もなく、
就職活動を途中で辞めたことが
響いて正社員の仕事には就けませんでした。
ここで2年ほど働いて事務職の経験を作り、
地元の小さなメーカーの正社員になりました。
当時のことを振り返ってみてどうですか?
「本当にその業界に入りたい」
とか
「絶対にその仕事に就きたい」
と思う仕事があるのであれば、
正攻法の就職活動に固執しなくても
就く方法はあると思います。
ですが、
私のようにアルバイトや契約社員で
社会に出て時間を費やすことは
良い時間の使い方ではないと思います。
逆に、私のように
「なんの業界に興味があるのかわからない」
「どんな仕事に就きたいのか分からない」
とぼんやりと就職活動しているのであれば、
同窓生の中で最後の
「内定もらえてない人」に
なったとしても、
就職活動をつづけた方がいいと思います。
その後社会人として会社に勤め、
仕事をしてお金をもらうということが
どういうことかを身に染みて理解した自分が、
当時の自分を振り返って思うことは、
「航空会社とか旅行会社とかアパレル
とか、
見栄えや聞こえのいい業界に固執していただけだな」
「仕事を責任をもってこなして、
お金にみあう労働を提供するという覚悟がなかったな」
ということです。
転職先も
「名のある大企業」
に契約社員として滑り込みましたが、
ここでも「有名企業」という看板に惹かれただけで、
どんな仕事をするのか、
自分がどんな事ならできるのかが全く分かっておらず、
入ってから大変苦労しました。
ただただ、考えが甘くて若かったのです。
親が言っていた
「小さい会社でもいいから正社員の職を」
というのは間違っていなかったな、
と思います。
ブラック企業とか例外はありますが、
正社員の方が総じて待遇はいいです。
それに、若いからこそ、
新入社員として、
きちんと一から教育を受けた方が
後々のためだと思います。
どうせ時間を費やすなら、
きちんとした待遇と教育を受けるべきです。
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