就活をやめて学校の教員を目指したS.Aさん
自己紹介
お名前 | S.Aさん |
---|---|
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 教員 |
出身大学・学部 | T大学・文学部 |
就活をやめて進んだ道 | 教員 |
就職活動なぜ始めましたか?
大学3年生のとき、
部活の先輩から早めの就活のほうがよいといわれて、
自分の興味のある会社の資料を集め、
説明会に行きはじめました。
当時は就職氷河期ともいわれていて、
早めの活動で少しでも有利になるといわれていたので、
早めの活動を開始しました。
どのように就職活動をしていたか教えてください。
まずはPCで会社の資料を取り寄せたり、
ホームぺージでその会社の社風や求める社員像などを
徹底的に把握しようとしました。
そうして、説明会に登録をして、
なるべくたくさんの説明会に行くようにしました。
私が就職したかったのは旅行業界だったので、
何かの役に立つかもと、
英語の資格を取得するための勉強も続けていました。
また、先輩で就職活動が終わった方がいたので、
どのように活動していったかを細かく聞き、
履歴書の書き方や、
面接での好印象の与え方などをリサーチしました。
そして、
当時は少し茶色っぽく染めていた髪の毛も黒く染めなおし、
就職活動用のスーツも購入し、
準備を進めました。
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就職活動をやめたきっかけを教えてください。
就職活動を始めると、
就職氷河期の壁が見え始めてきました。
まずは、説明会そのものが
開催されない大手企業が数多くありました。
説明会がないということは、
その年の募集がはないということで、
第一志望と考えていた企業が
その時点でもう駄目だということがわかりました。
でも、
ほかの旅行会社はまだ募集がかかっていたため、
その会社を片っ端から受けようと思い、
応募しました。
でも、面接さえ受けさせてもらえないことがしばらく続き、
やっと3社面接まで行っても、
名の知れた大学ではなかったため、
面接担当者の方の態度から見えるのは、
一応会っておくだけという義務感のようなもので、悔
しさを感じました。
そこで、父親が食品会社に勤めていたこともあり、
そのつてを辿ってそちらの方面まで広げて申し込みを開始しました。
パソコンを見ていくと、
その時には、
業界を絞らなくても、
どこかに就職できればよいかなという思いも出てきていたので、
私の大学でも取ってくれそうななどといったら語弊がありますが、
中小企業なども視野に入れて
面接の応募をしました。
履歴書を何枚書いたか、
もう覚えていないくらい、
何枚も書いた記憶があります。
でも、
面接までこぎつけられるのは片手くらいでした。
心の中に、
静岡の地元には帰りたくないから、
東京に残るためにも何か、
どこか、仕事を得なくてはという思いが強くありました。
でも、4年生の秋になってもまだ見つからず、
そのころにはもう無理だな・・・
と、あきらめの気持ちが出てきたところに、
実家かから、小学校の講師の話が、年が明けると舞い込み、
地元には戻りたくない、
という気持ちもどこへやら、
仕事ができるなら!
と東京に気持ちを残しつつも帰ることを決めました。
就職活動をやめてどのような道に進みましたか?
静岡の地元に帰ると、
4月からいきなり小学校2年生の担任でした。
いつか東京に戻ってやる!
なんて思いももちつつ、
講師の仕事を始めました。
まったくうまくいかなくて、
教員もその時代は
採用試験が高倍率な時代で20代の先生がいなく、
ほかの先生方についていくのが精いっぱいで
あたふたしているうちにあっという間に1年間が過ぎました。
年に何回かは都内で買い物をしよう!
などと思っていたこともすっかり忘れ、
どうやったらもっと良い授業ができるのか、
どうやったら子供の心をつかむことができるのかなどと、
教員の仕事に集中していました。
講師の仕事は1年単位の更新でしたが、
私は運よく、次の年も別の小学校で声をかけてくださり、
働くことができました。
そのころから本格的に教員という道を考えるようになり、
採用試験に向けて勉強を始めました。
翌年挑戦しましたが採用試験は不合格で、
その次の年、
講師の仕事を半年間休んで採用試験のための勉強を続け、
やっと採用試験に合格することができました。
それから、
地元の小学校での教員としての勤務が始まり、
研修の合間を縫って
少しずつ都内への買い物なども行けるようになりました。
気づけば東京に戻ってくるぞ!
という、あのころの自分の気持ちはどこへやら、
たまたま始めた教育の道を、しっかりと歩いていました。
学生時代は、先生はなんだか堅そうだし、
大変そうだし、絶対にやりたくはないなどと言っていたのに、
人って変わるものだなぁとびっくりでした。
実際に就職活動をやめて違う道に進んでみてどうでしたか?
今、教員という仕事は、
「楽しい毎日です」
とは、言い切ることはできません。
はっきり言って、
今の児童はとても大変ですし、
保護者対応も気を使うものもあり、
夏休みなどの長期休暇は羽を伸ばして、
「このまま仕事がなければよいのに〜」
などとも考えてしまいます。
でも、ひしひしとやりがいは感じています。
結婚で3年前に教員を退職し、
なぜか東京にくることになりましたが、
気づくと、子供にかかわる仕事、
学校にかかわる仕事と考えてパートをしています。
あんなに毛嫌いすらしていた教育の道なのに、
身を置いてしまうと、
何事もやりがいをみつけて
離れられなくなるのだなぁと感じています。
どの道にどのような理由で進んでも、
それが運命で、
人は順応していくのだなと、
この年にして実感しています。
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