就職ではなく、声優を目指し声優養成所に進学したY.Tさん
自己紹介
お名前 | Y.Tさん |
---|---|
年齢 | 非公開 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
出身大学・学部 | K大学・文学部国分学科 |
就活をやめて進んだ道 | 声優養成所 |
就職活動を始めた理由をお聞かせください。
就職活動は周りの友人みんなが始めたので、
私も始めました。
今思えば、なんとなくですが
「大学を卒業したらどこかの企業、
もしくは自治体に所属して働くのが普通」
という意識があったのだと思います。
特に将来こうしたいといった強い思いはありませんでした。
どのような就職活動でしたか?
私は中学と高校の教員免許の取得が決まっていたので、
各自治体の教員採用試験を調べました。
両親が公務員で、
教員家系であることが大きかったと思います。
出身地や大学がある自治体だけでなくかなり幅広く調べました。
もちろんそれだけに賭けるわけにはいかないので、
国文学に関係のある博物館学芸員の募集や
出版関係の企業の説明会にも参加しました。
また、友人が参加する説明会にも
予定が合えば一緒に参加していました。
特にやりたいこともなかったので、
当時はできるだけ多くの情報を得ることを第一目標にしていました。
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そこから声優を目指したんですね。きっかけは何でしたか?
「回り道することは恥ずかしいことか?」
という知り合いの一言で
バッサリと就職活動をやめました。
私は元々高校時代は放送部に所属しており、
ナレーターを志していました。
しかし、両親の説得で普通の大学に進学し、
4年間その目標を忘れて大学生活を過ごしていました。
最初に述べたように
「大学に進学して、就職する」
というのが普通であると決めつけていたのだと思います。
しかし、
「回り道することは恥ずかしいことか?」
と問われて自分でも
「あれ?」
と思ったのです。
大学には浪人して入学した自分よりいくつか年上の方もいました。
入学し直して夜間に通っている方も居ました。
そういう人を冷たい目で見る人がいないと言えば嘘になりますが、
自分は特に何も思わなかったのです。
そしてそういってくれた知り合いは声優として、
辛酸を舐めた時期もありましたが、
その当時にはある程度軌道に乗っていました。
その方の言う
「22なんてまだまだ回り道余裕だよ!」
は妙な説得力がありました。
もちろん後で苦労するかもしれないとも思いましたが、
やってもやらなくても後悔するのならば、
やって後悔した方が気持ちいいんじゃないかと思い就活をやめました。
20年後の40代で思いついて仕事を辞めるよりも、
大学卒業というキリのいいタイミングで挑戦する方が
自分以外の誰にも迷惑をかけないと思ったことも
就職活動を辞める一因になったと思います。
声優になるためにどうしましたか?
就職活動を辞めると決めてからすぐに
声優・ナレーターの養成所の資料を取り寄せて対策を始めました。
4年近く声を出すことにブランクがあったので、
スタジオ等を借りて発声の練習をしました。
また、演技等は一朝一夕で磨けるものではないので、
各養成所出身の役者さんの演技で
自分のイメージに近いものを真似させてもらいました。
そのために1日5本以上の洋画を観る毎日でした。
結果としてこれは受験には吉とでました。
結局取り寄せた資料の中で実績のある3校を受験し、
合格した2校から特に実績の多い養成所に進学しました。
周りは高校卒業したばかりの10代ばかりでしたが、
同い年や年上の人も多かったです。
だいたい平日の朝の10時から18時くらいまで授業があるので、
平日の夜間にバーテンダー・土日祝はテーマパークのアトラクションスタッフとして
アルバイトをして生活費と学費を稼いでいました。
社会人になった友人たちがほんの少し金銭的に余裕が出てくる中、
家計はいつも火の車で悔しくもありましたが、
結局毎日の忙しさに余りお金を使う時間もありませんでした。
最終的には事務所から社会見学程度に企業ナレーションなどを
斡旋していただきましたが、
所属までは至らず、
養成所卒業と同時にそこで知り合った方と結婚しました。
専業主婦となり、子供を授かった今でも、
たまに安価な声のお仕事を請け負うことがありますが、
しっかりとした録音設備がないため、
趣味の領域を出ない副業となっています。
実際に進路変更してみて、どうでしたか?
やらない後悔よりはやって後悔、というのは正確には違うなと思いました。
やってみたとしても極端な話高校時代まで遡って
「あの時もう少し、あと1時間だけでも真面目に勉強していれば」
とか
「あの時もっともっと本気になっていれば」
とか後悔することは無限にあります。
けれどもしあのとき、あの瞬間、
自分の気持ちと自分の過去と
未来にしっかり向き合っていなかったとしたら、
もっともっと後悔したのだと思います。
就職活動は大きな意味で
「これからの生き方を選ぶ」
場ではありましたが、
実は20代前半なんてまだまだ回り道も
遠回りもできる歳なんだなと実感しました。
もちろん一度もつまづくことなく進めれば
それに越したことはないのだろうけれど、
こういう歩み方をしたからこそ出会えた人や触れた考えがあります。
それはみんな私の糧になっていますし、
こういう考えもあるんだよと我が子に伝えるひとつの根拠となっています。
「もっと頑張りたかった」
という後悔はあれど、
「こんなことしなきゃよかった」
とは一度も思ったことがないので、
私はこの道を選んで正解だったのだと思います。
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