保育園の現役栄養士が語る就活の後悔｜就職氷河期なのに甘く考えていた
| お名前 | K.Iさん |
|---|---|
| 年齢 | 27歳 |
| 性別 | 女性? |
| 職業 | 保育園の栄養士 |
一生に一度の就職活動と思って・・・
私の短大は色々な高校からこう言われています。
あそこの短大は就職内定率200%だからと・・・
それを聞いた入学したての一年生の私は、
なーんだ一人二社から内定がもらえるぐらいなら、
就職活動はそんなに大変じゃないんだ。
きっと他の学校より就職活動のサポートが厚いのかな？
と思っていました。
ところが1年後、
教授からの就職ガイダンスは紙ペラ一枚と、
「この短大に入学出来たあなた達なら大丈夫」
という何とも頼りない言葉のみでした。
しかも私が就職活動をした時は、
就職氷河期と言われていて、
50社100社受けましたという人がインタビューされているのを、
TVでも見かけるほどでした。
そして私は就職の難しさと、
自分の馬鹿さ加減を身を以て知ることになったのでした。
無料登録だけで優良企業の特別オファーゲット!!就活成功させるならまずコレ!!
履歴書の写真は写真館で
私がまず就職活動で何をしたかというと、
履歴書を購入してから、
スーパーの入り口によくある証明写真で写真を撮りました。
教授からもらった就職活動の紙ペラには、
写真のサイズが書いてあるぐらいだったので、
「これから何社受けるかわからないし、
たかが写真一枚にお金かけてられないよなー。」
とさっと化粧をし、
リクルートスーツを着て証明写真があるお店まで、
自転車で行き撮りました。
そしてその写真を使って3社受けたのですが、
1社目は2次試験まで進んで終わり、
2社目に関しては、
履歴書を渡しに行っただけで終わりだったので、
面接すらありませんでした。
3社目は一次試験で終わりました。
さすがに2社連続で落ちると気持ちまで落ちてしまいます。
そこで私は、成人式の写真を撮った写真館に、
リクルート写真も撮れるかどうか確認して撮ってもらうことにしたのです。
証明写真でもいいやと思っていた私は違いに驚きました。
証明写真は撮り直しもあるし便利と思っていたのですが、
まず写真館では背景が淡い青色です。
顔がはっきりと顔色もよく見え、
それだけでも写りが違います。
そして、
写りが良くなるように化粧をして髪の毛もセットしてもらえるので、
違いは歴然でした。
履歴書の写真はその会社の人が最初に目を通す物なので、
第一印象の写真は本当に大切だと思います。
実際、
写真を新しくした次の就職試験で私は内定をいただき就職しました。
もし、最初から写真館にお願いしていたら、
もう少し違った結果があったのかな？
と思うと少し後悔しています。
リクルートスーツと靴は自分にフィットした物を
初めに教授からもらった就職活動の紙には、
リクルートスーツ等の事で書いてあったことは黒のスーツに暗い色の靴、
薄い化粧に暗い色の髪ゴム、
黒い鞄を使用した絵と少しの説明が書いてあっただけでした。
その為、私が就職活動のために用意したものは、
デパートで上下3点で1万円のセットのスーツとシャツのみで、
普段使いの黒いパンプスに親から借りた黒い鞄を使って、
就職活動をしました。
しかし、
就職活動を始めてこのスーツにしたことを後悔しました。
なぜなら上着のサイズに合わせたせいで、
ズボンのサイズがぶかぶかだったのです。
ベルトを締めるとスーツに変なシワが寄ってしまうし、
ウエストを折ってみると股下がぴちぴちになってしまい、
朝からスーツを着て企業に行き帰ってくるまでに、
何度気になったことか。
また、普段短大に行く用の少し地味なパンプスをスーツに合わせたのですが、
パンプスはリクルート用には作られていないので、靴擦れが痛かったです。
特に2社目は山道、
4社目は田舎道を進んだので足も疲れてしまい、
また就職活動をすることになった時には絶対にリクルート用の靴を用意しようと、
固く誓いました。
そして最後に鞄ですが、
親から借りた鞄は会社員の人が持ち歩く鞄に近く、
リクルート鞄の人が多いところで持っていると、
デザインの違いがすぐわかってしまい少し恥ずかしかったです。
以上の事から、
リクルートスーツや鞄等はちゃんと適したものが売っているので、
高くても一生お世話になる就職先が決まるので、
しっかりと用意したほうがいいと思いました。
事前の調査、準備は万全に
私が就職活動で、
一番初めにその就職先を知る手段は短大の就職用の掲示板でした。
掲示板に書いてある求人をメモして、
PCで調べアポイントを取ります。
そしてそのHPの地図の部分をコピーして、
当日はそれを頼りに行きました。
しかし、2社目の時に問題は起こりました。
毎度同じようにコピーした地図を持って、
その企業の最寄駅まで向かいました。
後は徒歩10分と地図に書かれている通り、
駅から直線に進み三つ目の交差点を曲がるだけでした。
しかし10分歩いても一つ目の交差点に着かないのです。
焦った私は企業の方に連絡をしたところ、
「三つ目の交差点はその先の山を越えたところです。」
と言われました。
急いでタクシーを捕まえましたが、
結局その会社は車で10分の所にありぎりぎりの時間になってしまいました。
見学をさせていただいた後、
履歴書を渡した時に人事の方に、
「毎年HPしか見ずにきちんと調べてこない学生の方がいるんですよね。」
と言われて終わりました。
4社目の時は、
2社目の苦い経験からちゃんと地図でも調べて行ったのですが、
私鉄からタクシーが一番近いのでおすすめとHPに書いてあったので、
その通りに行ったのです。
しかし、帰り道に人事の方から会社の前のバス停は、
JRの最寄駅に着くので、
そちらも便利ですよと言われて試しに乗ってみたところ、
行きより凄く近くお金は行きの2割でした。
事前の調査の大切さを身をもって実感しました。
就職活動は一生を左右する
以上が私の就職活動の苦い思い出なのですが、
これらの経験から私が思ったことは、
就職活動は企業の方と会う前から始まっていたという事です。
履歴書を書く前にリクルートスーツや服、鞄を購入する。
身だしなみをきちんと整えて、
自分の一番ベストな120%の状態の写真を撮ってもらう。
履歴書を書き、
企業の方に迷惑にならないように予定より早く行動できるよう事前に調べる。
当たり前の事だとは思いますが、
これらをきちんとして就職活動に臨んでいたら、
もしかしたら違う未来の自分があったのかもしれないと、
未だに少し後悔しています。
なぜなら、私は女で結婚や出産があったからです。
私が就職したところは、
育児休暇が取りにくいため寿退社が当たり前だったのです。
そのため、私も例に漏れず寿退社で結婚、
出産しそのまま専業主婦として育児をしています。
一般企業に就職した友達の中には、
育児休暇をとって働いている子もいて、
子供を育てる事を選んだ事に後悔はないですが、
違う未来があったかもとたまに考えてしまうのです。
就活を有利に進めたい方、ホワイト優良企業の内定を獲得したい方はまず登録すべき、就活サイトです。
無料登録するだけで、優良企業から選考ステップが通常より短くなるなどの特別オファーを受け取ることができます。
就活を始める方、就活中の方は利用しておきたい就活サイトです。
| 価格 | 無料 |
|---|---|
| 評価 |  |
| 備考 | 新卒就活対象 |
