NTTに採用されたのに不満足な就活だった理由。もっと厳しく就活していれば、自分が希望する会社で働くことができた。
サポカツのダイキです。
新卒の就職活動で、
あの超大手のNTTに内定して就職したものの、
自分自身の就活を不満足で失敗と感じている方に、
インタビューすることができました。
現在大手企業を目指して就活している方には、
特に参考になると思います、
自己紹介
- お名前:K・T
- 年齢:50歳
- 性別:男性
- 職業:会社員
- 出身大学:K大学
- 学部:法学部
- 内定をもらった企業名:NTT
面接対策よりも大切なこと
誰にでも人生やり直しが効くならばもう一度やり直したいと思うことがあるはずです。
私にとって就職活動はそんな人生の中でも最大の失敗と言ってもいいほど悔いの残るものです。
自分が学生の立場ではわからなかったこと、気づかなかったことですが、30年近くサラリーマンをやってきて学生を採用する企業側の視点から、自分自身の失敗を見てみるといかに就活をなめていたか、甘く考えていたかがわかります。
それは面接で何を言うかとかアピールポイントのことでなく、それ以前のもっと根本の部分での考えなければならないこと、知っておくべきことがあります。
使えるコネはなんでも使う
私には親の仕事関係やその他にも使えそうな有力なコネがありましたが、有名大学であることの余裕と就職など自分の力でやるものだ、コメなど使うのは男らしくない、自分の人生を自分で切り開いていくものだし、たとえ入社してもコネ入社ということでばかにされ肩身の狭い思いをするに決まってるとの思いで一切のコネを使いませんでした。
これは大きな間違いでした。
ある会社の面接では「あなたはこの会社に知り合いや親戚がいますか」と聞かれたことがありましたが、その時はなぜこんなことを聞かれるのかわかりませんでした。
人物本位とは言いながらも、特に大勢の学生を採用する大企業の側からすれば、海のものとも山のものとも分からない学生を採用するよりも、いわば保証人がついているともいえるコネは安心材料の一つになるのです。
また、会社に入ってわかったことですが、思ったよりコネ入社は多くコネを悪いものだととらえる文化もなければ、コネ入社だからと言って軽んじられることも一切ありませんでした。
むしろ始めのうちは有力なコネを持つ人はは優遇されるケースの方が多いのです。そしてその後は本人の実力次第です。
就職におけるコネは入学試験の裏口入学とはまったく違い、悪いものでも後ろめたいものでもありません。
使えるコネがあるのに使わなかったことは本当に悔やまれます。
企業は本当のことを言うとは限らない
子供のころから苦労知らずに勉強やスポーツに打ちこんできた学生は学校という温室で育ち、世の中のきれいな面だけを見て生きてきました。
しかし、就職活動で相手にする企業は、ライバル会社との競争に打ち勝ち利益を確保し、社員家族の生活を守り株主に還元するためにはスポーツマンシップのようなきれい事だけでやっていけません。
現実にはライバルとの競争に勝ち利益を上げるためにルールを破り、嘘もつくこともあります。
どんなに立派な経営者がいても、どんな一流企業であってもです。
それは学生の採用にあたっても同じことです。
「OB訪問は選考のための面接ではありません」「選考解禁日以前に内定を出すことはありません」「就活スケジュールを順守します」など言われてもそれを鵜呑みにしてはいけなかったのです。
もちろん表向きには「我が社はスケジュールを守ります」と明言していますが。
企業にとっての優先事項は就活スケジュールを守ることではなく、ルールを破ってでも優秀な学生を確保することです。
そんなことを全く知らずにあまりにも馬鹿正直に企業やテレビのニュースが伝えることを真に受けて安心していると手遅れになるのです。
就職情報誌もテレビニュースも教えてくれない世の中の厳しさや裏側を知らない甘い学生だった自分は苦労することになりました。
とにかく積極的に動く
私は有名大学で成績もそこそこだから何とかなるだろうとのんびり構えていました。
私の学生時代には今のようなインターンシップなどという制度はなく、4年生の秋の会社訪問解禁日が決められているだけでした。
会社訪問解禁日前は非公式な OB訪問で企業の情報収集という期間でしたが、多くの企業では実質的に選考が始まっていました。
私はと言えば解禁日以降の面接で、言わば本番一発勝負で希望する会社をいくつか受ければどこかにひっかかるだろうと甘く考えていたことです。
周りの友人たちが何社もOB訪問を重ねている時に情報を集めるわけでもなく、余裕で面接対策の本を読んで想定問答を考えている間にすっかり取り残されてしまったのです。
数撃ちゃ当たるとはいう訳ではありませんが、撃たないことには当たるわけがありません。
今はインターネットの情報社会になっているので私のような失敗は参考にならないかのしれませんが、やはり就活は楽しくもなく面倒くさいだけでできればやりたくない、できるだけ楽にやりたいという学生はいると思います。
企業の側から見れば採りたい学生というのは同じように他の企業でも欲しい学生なのです。
求めているのは頭のいいだけで動かない戦略家ではなく、とにかく行動する人間です。
目標に向かってどれだけ積極的かつ効果的に動ける人間か、企業が採用にあたって学生を見る大きなポイントの一つです。
悔いのない就活はその後の人生を左右する
完全に出遅れてしまった私は就職浪人も覚悟しましたが最終的には筆記試験で今の会社に採用されました。
周りからは人気企業に内定してうらやましがられましたが、自分としては全く望んでいない会社に入社することになり、今でも就活の失敗は悔やんでいます。
就活は大部分のの学生にとって厳しくてつらいものでしょう。
しかし、会社に入れば面倒臭い仕事や苦労することはいくらでもあります。
就活は人生の中で何回あるかという大きな勝負事の一つです。
ならば「今苦労しなければ、人生でいつ苦労するんだ」と自分に言い聞かせて全力で頑張るべきです。
同じ失敗でも後悔が残る失敗と全力でやり切った結果の失敗ではその後の人生全く違ってきます。
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