吃音者が面接で気を付けなければならないことは何？
音者が面接で気を付けなければならないことは何？
と聞かれると、
「どもらずに話すこと。」
とほどんどの吃音者は答えるでしょう。
しかしながら、面接官にとって上手く話す、どもらずに話す
というのはあまり気にしていません。
吃音者が気にするどもりに関して、
面接官が面接の中で最も気にする箇所は最初の自己紹介です。
面接では第一印象がとても大切なので、
ここでオドオドせずに、滑らかに話せるかどうかで自分の印象が変わってきます。
これは下記の記事で説明しているので是非ご覧ください。
⇒【面接の最初の自己紹介で吃音をださない方法】を読む
面接官は就活生の何を見たいのか考える
面接官は就活生が完璧に話している姿を
見たいのではありません。
就活生とコミュニケーションを取って、就活生がどのような人物
であるのか面接を通して知りたいのです。
どうしても吃音者は上手く話すということに集中してしまうので、
「面接成功＝どもらない」と考えてしまいがちです。
でもこの考えだけで、面接をしていしまうと独りよがりの、
自己満足の面接になってしまい面接官からは不合格にされてしまいます。
例えば
A君はどもり、詰まりながらも面接官とコミュニケーションを
取ろうとしていた。
B君はどもらないように話すために完璧な演技で
面接官の前でスムーズに話した。
この二人を比較した時、面接に通過しやすいのは
A君の方です。
これは就活をしていた中で私が感じたことで、
実際に自分が会社で働いていてもそう思います。
話す時は簡潔に、コミュニケーションを大切にする
上手く話そうと思えば思うほど、
自分の話しというのは長くなってしまう傾向にあります。
そうなった場合、面接官はあいてがどのような人物なのか
把握することができません。
大切なことは面接官とコミュニケーションを取っていくことです。
でも、
コミュニケーションを取るって難しいですよね？
吃音者が最も苦手としているのがコミュニケーション能力で、
私も大の苦手です。
まずはコミュニケーションを
取ろうと思わなくてもよいので、
質問を受けたら、
簡潔に話して答えるという意識だけをしてみましょう。
簡潔に、短く答えようとすると、
長く話す時よりも気持ち的に楽になり、
吃音症状も出にくくなるはずです。
私はこれを意識しただけで、
面接がだいぶ変わりました。
簡潔に話すことで面接の改善点を探す
面接で簡潔に話していくと、
面接官は多くの質問を就活生に投げかけます。
時には難しくて答えられい質問もでてきて、
焦って吃音症状がでてしまうかもしれませんが、
それは問題ありません。
もともと答えられない質問を受けたので
「その質問に簡潔に答えれるようにしよう！」
と反省して次に繋げていきましょう。
そうすることで、面接でのコミュニケーションの取り方が
自然と身についていきます。
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