企業選びの軸を決めよう
就職エージェントサイトへの登録が完了したら、
エージェントに相談する前にもう一度企業選びの軸を決めましょう。
ここでは、
就活を始めた時にしたような業界研究や自己分析はしません。
業界研究や自己分析は確かに大切なのですが、
これらが内定獲得に繋がらなければ意味がありません。
よく大学のキャリアセンターや友達に相談すると
「どんな企業で働きたいかしっかり軸をもっているの?」
と聞かれることがありますよね。
漠然と自分の軸を作るために業界研究をして、自己分析をして、
という作業をしているだけでは内定獲得には繋がりません。
明確な自分の企業選びの軸が必要です。
それでは、まず軸を具体的に決めるために【A】と【B】に質問を分けます。
【A】:実際に働く時にどんな条件でどんなライフスタイルで働きたいか?
【B】:自分が苦手な選考方法を取っているか?
この【A】と【B】を考えて企業を選ぶ軸を決めます。
【A】:どんな条件で働きたいか?
企業の求人条件を見ることはとても大切です。
なぜなら、実際にその企業で働くことになった場合、
その条件に従って仕事をしていかなければならないからです。
例えば、大手企業の内定獲得を目指していて、
志望する理由が潰れることがなく、安定しているからだとします。
実際に就活では大手企業の内定を獲得することができたため、
周りからは凄い!羨ましい!と言われたとします。
しかし、実際に入社してみると休日出勤がかなり多く、
休む暇もほどんどなく、
これが自分の本当に求めていた安定なのか?
と疑問を感じるようになります。
こういったこと、実はかなり多いです。
私の周りにも何人かいます。
「安定」ということばが独り歩きし、
なぜか就活中には
「大手企業=しっかりしている=安定=激務でない」と考えてしまい、
自分の理想の働き方と実際の企業での働き方にギャップが生じてしまうのです。
企業に入ってから、このことに気づき、
結局入社したのにすぐに辞めてしまうというのは、
こういったケースによく当てはまります。
業界研究、
自己PRはちょっと置いておいて、
漠然とでもよいので、自分がどんな企業でどのように
働きたいのかイメージしてみましょう。
【A】:どんなライフスタイルで働きたいか?
仕事を始めた時にどのような条件で、
どんなライフスタイルで働きたいか想像してみてください。
例えば、プライベートを充実させながら働きたいという条件にしたとします。
・休日が多い企業が良い。土日は働きたくない。
・定時で帰って自分の趣味を充実させたい。
・あまり飲み会のようなイベントにも出席したくない。
こういう希望があった場合、これを企業の求人条件に当てはめます。
・休日が多い企業が良い。土日は働きたくない
⇒年間休日120日以上
・定時で帰って、自分の趣味を充実させたい。
⇒内勤の職種
・あまり飲み会のようなイベントには出席したくない。
⇒営業部門から遠い職種、経理、総務など
このようなかたちで自分の理想とする生活を
企業の求人条件と合わせていきます。
こうすることで、
具体的にどんな企業を選べばいいのか見えてきて
絞り込むことができます。
業界に絞らず、
働く条件を見ていくことによって、
視野を広めながら
自分が理想とする企業を選んでいくことができます。
しかし、中には働きたい地域の優先順位が
かなり高い方もいるかと思います。
その場合は【働く地域⇒求人条件】
の優先順位で見ていっても問題ありません。
ここでのポイントは自分が理想とする働き方
とその条件を決めておくことの重要性です。
企業に対する自分の条件がわかったら、
その条件を就活していく軸にしていきます。
例えば
・年間休日120日以下の企業の選考は受けない。
・営業職で採用している企業は受けない。
・経理・総務を中心とした内勤の採用を受ける。
これらが就活をしてくうえでの条件になります。
条件にこだわると
余計就活が長引くと思うかもしれませんが、
このくらいまで絞りこまなければ自分の軸は作れず、
企業に入社してからも長続きはしません。
しかし、あまりにも自分の作った条件が厳しく
該当する企業がゼロである場合は
・年間休日120日以下の企業の選考は受けない。
⇒年間休日115日以下の企業の選考は受けないようにする。
・営業職で採用している企業は受けない。
⇒「営業募集」となっていない企業はまず受けてみる。
・経理・総務を中心とした内勤の採用を受ける。
⇒営業事務はギリギリOKにする。
と優先順位を決めて調整していってください。
この条件をもとに業界を絞り込んでいった方が、
圧倒的に視野は広がります。
【B】:自分が苦手な選考方法を取っているか?
【@これまでの就活を分析しよう】で分析した
自分が苦手とする選考をここでは使っていきます。
例えば
・エントリーシートがなかなか通過しない
・面接では集団面接の通過率0%
このような人の場合、エントリーシートの提出を必要とせず、
集団面接を行わない採用方法を取っている企業を選べばいいのです。
単純なことかもしれませんが、
自分の弱さを限りなく見せないようにするので、
内定獲得の確立はかなり上がります。
私が就活をしていた時の例を出しましょう。
私の場合は
・筆記試験がかなり苦手
・吃音持ちで話すのが得意でないので面接は大苦戦
この2点が弱点でした。
そこで実際に私がやった方法とは
・筆記試験がかなり苦手
⇒筆記試験がなく、性格診断テストのみを行っている企業を受ける
・吃音持ちで話すのが得意でないので面接は大苦戦
⇒面接を全部で2回しか行わない企業を受ける
この2点を軸として
採用選考としている企業を絞り込みました。
面接が全部で2回しかない企業なんて本当に大丈夫なの?
と思うかもしれませんが、
大手有名企業でも2回のみの面接を
取っている企業はけっこう見つかりました。
実際に私が内定を獲得した企業も
この2点に当てはまります。
自分の軸から企業を選んでみよう
これまで自分の軸の作り方についてお話ししてきました。
【A】:どんな条件の企業で働きたいか?
【B】:自分が苦手な選考方法を取っているか?
この2点を自分の軸として、
絞り込みながら企業を選んでみてください。
私が就活再始動で効率良く就活できたのは
この方法を取ったからです。
我武者羅にまだ選考が残っている企業を片っ端から受けていくような
無謀なことをしなくて済みます。
しかしながら、
就活も終盤に差し掛かっている時に
「こんな条件にこだわっても、まだ採用活動している企業を
見つけることなんてできるわけないだろう!」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで活用できるのが、
登録いただいた【就職エージェントサイト】です。
就職エージェントに自分が希望する条件に当てはまる企業を
探してもらえばいいのです。
次は就職エージェントの
効率的な使い方についてお話ししていきます。
ちなみに就職エージェントは就活支援サイトに登録後に
個別に面談することができます。
まだ登録されていない方は
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