団塊の世代jrとして、
大学受験で競争し就職氷河期をまともに食らった世代からすると、

 

入社して三年と言うのは仕事も、
それを含めた生活全般も安定して来て

 

「さあ、これから」

 

と思う時期です。

 

 

だからこそ、一度立ち止まって考えてみましょう。

 

そんな風に疑問を抱き、
今後の長い人生をどうプランニングして行こうかな？

 

そういうタイミングである事は筆者の経験上でもいえる事です。

 

 

若さと言う強みは相当な武器になります。

 

 

ましてや、営業職と言う視点で様々な業界を見つめられる環境に居たとすれば、
誘惑も多いのは当たり前です。

 

 

現実を直視する時

新卒、第二新卒と呼ばれる人達は
才能も今後のキャリア形成もしやすいです。

 

 

大学生までの人生で、
どれだけの事を経験して来たかは人によって個人差がありますが、

 

敢えて社会人の第一歩を「営業職」として選んだ人達にとって、
その目標意識はかなり高いはずです。

 

 

端的に言えば

 

「会社の売上や社会的意義を達成できる最前線にいる」

 

という意識があるからです。

 

 

物を売る商売にせよ、無形の物を売るにせよ、
そうした現実社会の息吹をそのままダイレクトに受ける訳なので、

 

良い意味でもそのまた逆の意味でも刺激的になります。

 

当然他者との関りも多い職種です。

 

 

そんな中で、
就職活動を通して感じていた入社する前の希望に満ちた気持ちに、

 

若干の風穴が開いた頃、

 

他社との交流の中で

 

「本当にこのままで良いのだろうか」

 

そんな気持ちがふと湧き上がってきます。

 

 

様々な業界を見て歩いて、ふと立ち止まる。

 

目の前に広がった違う業界の新鮮な息吹を感じる。

 

 

そう思った時が時期なのかも知れません。

 

 

そこで感じたフィーリングがつまり転職の動機付けになります。

 

 

第一印象とか、
感覚かも知れません。

 

 

違和感とでも言いましょうか。

 

 

現実に居る会社とその仕事のギャップを大きく感じるのです。

 

 

 

 

企業側の視点

　

果たして、今いる業界や職種が本当に適しているでしょうか。

 

 

終身雇用が見直されて着た昨今においては、

 

企業で仕事を通して過ごす時間は、
ほぼ、人生の全てを決定づけると言って過言ではありません。

 

 

でも、せっかく苦労しては言った会社だし、
僅か三年と言う短い時間で何が達成できたのだろうかと振り返る。

 

 

そんな時には、キャリアの棚卸をするべき時でしょう。

 

 

学生時代に専攻したジャンルやそれまでに経験してきたアルバイト、
自分の趣味ややってみたい夢等、様々あると思いますが、

 

そうした記憶を辿りつつ、現在のキャリアを見つめ直しましょう。

 

 

逆の言い方をすれば、

 

この三年間の社会人経験で得られたスキルやキャリアを
ゼロベースに戻す事も容易に出来るという訳です。

 

 

つまり、企業の採用者側の立場に立てば、
経験してきたスキルを土台にしたステップアップを図りたい人には、

 

これから先の「ノビシロ」を感じるし、たった三年間の経験を「更地」に戻して、
個人の特性を活かした「再教育」もまた可能であると言う、染め上げも出来るわけです。

 

その点においては、
中途半端に長いキャリアを持つ「出来上がってしまった中途」を採用するよりは、

 

素直に物事をこなしてくれつつ、

 

社会の流れを一通り分かっている
「素人ではない第二新卒」を採用する方がメリットがあるのです。

 

 

企業の側からすれば、第二新卒は
非常に「育て甲斐のある」人材になります。

 

 

 

双方にメリットがある転職に

そうした企業側のニーズは、
世間の右左が解らない真っ新の新人を雇うより、

 

社会の「イロハ」を知っている第二新卒や営業系経験者に期待をかけています

 

 

企業は戦力としての費用対効果を推し量っています。

 

 

景気が冷え込み、なかなか消費が伸びない。

 

 

業績が思わしくない、旧態依然としている業界体質から一歩踏み出したい。

 

 

そう願っている企業が大半でしょう。

 

 

そうした中で、
営業職を経験した第二新卒は即戦力としての期待も大きいです。

 

 

そして、擦り切れていないと言うノビシロも期待できます。

 

 

そうした土壌が既に存在しているが
故に転職者の選定には逆に厳しくなります。

 

 

つまり、買い手市場となります。

 

 

現在の新卒者の就職状況は、
学生にとって有利なものではありますが（活動期間の問題はさておき）、

 

 

第二新卒は「一度社会を経験している」という前提があるので、
採用する企業もピンポイントで採用する事が至上命題になります。

 

 

営業職経験者の転職と言う意味では、

 

如何にして身に着けたスキルを、
新たに希望するジャンルで・もしくは違う職種で発揮できるかが問われ、

 

また、それを如何にしてアピールするかが採否に大きく関わってくるのです。

 

 

俗に言う「ＷＩＮ＝ＷＩＮ」の関係が成り立つわけではありますが、

 

双方の細かなニーズをしっかり詰めていく事に最後の勝負がかかります。

 

 

転職者にとっては一生が左右される機会だからです。

 

 

おわりに

どの会社に行っても営業職で培ったノウハウは活かす事ができます。

 

全く畑の違う業界に転職したにせよ、
そのスキルは無駄になる事はありません。

 

営業職に限った事ではないですが、

 

 

第二新卒者にとっての転職は採用側の企業にとっては
非常にメリットが大きいですし、

 

即戦力として活躍してくれるであろう期待も大きく持てます。

 

 

そうした事から、

 

「すぐにやめてしまった」

 

と卑下することなく前向きに

 

「今からできる事」

 

をしっかりアピールして頂きたいと思うのです。

 

 

希望はかならず叶う。

 

 

信念を持った転職を検討して実際に行動を起こしていただき、
希望のライフスタイルを掴み取ってほしいと思います。

 

 

壁は高い方が乗り越える価値があるのです。

 

 

第二新卒の就活・転職活動は、
転職エージェントサイトを活用していくのがよいです。

 

 

こちらに第二新卒の方におすすめできる転職サイトを
載せておきましたのでご覧ください。