本サイトには広告が含まれています

私の自己紹介

サポカツの管理人、ダイキです!!

サポカツのダイキです。本サイトでは、新人、第二新卒で会社を辞めたい、転職したい方をお助けしています。

賢い新人看護師の転職術

16年間看護師として、
大学病院で勤務されていたTさんから、

 

新人の看護師の方が賢く転職活動するための
転職術をお聞きしましたので。

 

お伝えします。

 

 

転職における院内のリアルな人間関係の保ち方についても
かなり具体的に記載されていますので、

 

転職を考えておられる看護師の方は必見です。

 

 

“売り手市場”と侮るなかれ!

“傷モノ”にされない!“売り手市場”と侮るなかれ!選択肢が多いからこそ慎重に考えたい賢い新人看護師の転職術

 

 

“看護師不足”という言葉が世間に浸透して久しい昨今、
看護師の求職は“売り手市場”と言われています。

 

学生時代も、周りの友人が就活に奔走する中、
看護系の学生は何の苦労もなくすんなりと内定をもらえてしまいます。

 

 

そんな経験が、
看護師に軽率な転職をさせてしまうのです。

 

 

確かに看護師の求人は非常に数が多く、
どこでも良いのであれば必ずどこかに就職できるでしょう。

 

 

看護師の就職において、
特に大規模な大学病院などでは新卒を中心に採用する傾向があります。

 

 

これは、様々な先入観を持つ既卒を雇うより、
真っ新な新卒を雇って一から教育する方が病院側としても扱いやすいからなのです。

 

 

逆に一般の総合病院や個人病院の場合、
5年以上の経験を積んだ即戦力を欲しがる傾向にあります。

 

 

つまり、経験が“1日以上5年未満”の看護師というのは、
看護師業界においては比較的需要が少ないのです。

 

 

実際、勤務経験が5年未満で転職する看護師というのは、
いわゆる“傷モノ”として見られることが多いです。

 

 

“すぐ辞める人”

 

“コロコロ職場を変える人”

 

と見られてしまいがちなのです。

 

 

だからこそ、
この時期の転職にはそれなりのテクニックが必要ということになります。

 

 

今回は、そんな時期の真っただ中にいる看護師が
転職を成功させるためのポイントについて、

 

順を追って説明していきます。

 

 

転職の目的を明確にする

まず、「何故、転職したいのか?」を明確にしましょう。

 

 

これは、“自分の中で”明確になっていれば良いです。

 

 

つまり、人に言えない理由や目的でも良いので、
自分の中で揺るぎない目的を持つことが大切です。

 

 

例えば、お金が欲しいのか、キャリアアップしたいのか、
休みが欲しいのか、安定を求めるのか、

 

少なくとも自分の中では目的をハッキリさせましょう。

 

 

ここが曖昧だと、転職先を選ぶ判断基準がブレてしまい、
必要以上に迷ったり、転職後に不満を抱き後悔する原因となります。

 

 

看護師の求人は多いですが、就職できるのはひとつです。

 

 

自身の中でしっかりと“何を基準に選ぶのか”“何を比較するのか”を
明確にしておく必要があります。

 

 

また、“今の職場を辞めたい理由”と“転職の目的”は、
分けて考えた方が良いです。

 

 

「休みが少ない」「残業が多い」「給料が安い」…

 

こういった不満が転職の理由となっている場合も少なくありませんが、

 

新しい職場を選ぶ時は、今の職場に対する不満は別の話として、
一旦置いておきます。

 

 

何故なら、不満がゼロの職場というのは存在しないからです。

 

 

“不満を解消してくれる職場選び”ではなく、

 

“目的を達成できる職場選び”

 

をしましょう。これが、転職後に後悔しないコツです。

 

 

転職の目的が明確になったら、
職場選びです。

 

 

目的が“キャリアアップや認定・専門看護師を目指す”というのであれば、
大学病院などが妥当です。

 

 

長期的な安定を求めるのであれば国公立の病院、

 

給料や休暇等の待遇面や福利厚生を重視するのであれば、
労組がしっかりしている企業立病院という選択も考えられます。

 

 

残業ナシでプライベートを充実させたいのであれば、
健診センターや小規模なクリニックといった選択肢も出てくるでしょう。

 

 

目的を明確にすることで、
膨大な数の求人から自分に合った職場を絞り込むことができます。

 

 

上昇志向をアピールする“転職動機”

新人看護師が実際の選考で上昇志向をアピールする“転職動機”

 

希望の転職先を絞り込んだら、いよいよ就活に突入します。

 

 

看護師の転職の場合、
試験よりも面接が重要となりますが、

 

 

先程も触れた通り経験年数1日以上5年未満の看護師というのは
“傷モノ”として見られています。

 

 

殊に、勤続年数3年以内での転職の場合、
その傾向は顕著です。

 

 

その中で、“すぐ辞める人”“コロコロ職場を変える人”
という先入観をいかに払拭できるか?

 

ということが勝負の分かれ目となります。

 

 

「今の職場を辞める理由」というのは100%聞かれます。

 

 

そして、その質問に対する答えを
準備してきているであろうことも既に読まれています。

 

 

ネガティブな理由を言わないことは言語道断ですが、

 

これだけの高いハードルを越えるためには、

 

「自分がやりたいことは、どうしても今の職場ではできないのだ!」

 

ということを、少しの隙もなく説明することが必要です。

 

 

例えば、「救急外来がない病院で働いているのだけど、救急看護がやりたい」

 

とか、

 

「病棟勤務なのだが、訪問看護に興味がある」

 

といった具合に、

 

「今の職場が嫌なわけではなく、○○をやりたいからここに就職したい」

 

という上昇志向をアピールしましょう。

 

 

注意したいのは、看護師採用の面接の場合、
面接官は非常に人間観察力に優れたベテラン看護師だということです。

 

 

うわべだけで取り繕った志望動機くらいは簡単に見破れる人達です。

 

 

「こういう患者さんを担当したことをきっかけに○○に興味を持った」という具合に、
自分の経験を織り交ぜながら、説得力のある転職の動機を説明できるようにしておくことが必要です。

 

 

 

“狭い業界”という認識を持つこと!

転職先が決まったら、今の職場を退職しなければなりません。

 

 

その過程でも注意が必要です。

 

 

意外と狭い看護師業界。

 

 

看護大学や専門学校は毎年何十名という看護師を輩出するわけですから、
A病院とB病院の師長が同級生というのはよくある話です。

 

 

また、管理職クラスの外部研修というのはグループワークがつきものですので、
師長の人脈は意外なほど広がっているのです。

 

 

悪評というのはあっという間に広まるものです。

 

 

仮に転職先が決まり、「もう辞めるからいいや」と、
いい加減な仕事をしたり無断欠勤したりすると、そんな情報は瞬く間に拡散します。

 

 

新しい職場で心機一転、一からやり直そうとしても、
前の職場での行いがすべて知れ渡っていることも少なくないのです。

 

 

また、勤務医というのは短いスパンであちこちの病院を異動したり、
外勤という形で様々な病院に出入りしています。

 

 

例え新人看護師であろうとも、
自分のことを知っている人は驚くほど多いということを心得ておきましょう。

 

 

職場を変えても看護師として働いていくつもりなら、
今の職場を退職するその日まで、悪い噂が立たない程度に穏便に勤め上げましょう。

 

 

具体的には、退職の“時期”“理由”“報告”を
間違えないことが重要となってきます。

 

 

“時期”というのは、いつ退職するか?ということですが、
これは年度末、つまり3月31日付けで退職というのが大原則です。

 

 

中途半端な時期に辞めるのは、悪評の原因となります。

 

 

また、年度途中に辞めると人員補充がされずに、
残された人たちの休みが減ったりするおそれがあります。

 

 

これもやはり悪評に繋がります。

 

 

もし充電期間が欲しいのなら、退職日は3月末のまま、
その前に1週間程度の休みがもらえないか、上司に交渉してみましょう。

 

 

このくらいの期間なら周囲も多めに見てくれるギリギリの日数です。

 

 

“報告”というのは、退職の意思をどう伝えるか?ということです。

 

 

それぞれの職場の就業規則には、“退職の○ヶ月前までに申し出る”という
ルールが定められていると思います。

 

 

しかし、看護部というのは独自のルールを定めているケースも珍しくありません。

 

 

採用の都合上、半年以上前に申し出なければならない組織も多いです。

 

 

就業規則と併せて、看護部のローカルルールも確認しておきましょう。

 

 

報告の順番としては、

 

 

1.自分の指導にあたってくれた先輩、

 

2.直属の上司

 

というのが妥当です。

 

 

同僚に話すと一気に広まってしまい思わぬ不利益を被ることもあるので、
同期を含め同僚への報告は最後に持ってくるのが無難です。

 

 

“理由”ですが、退職の理由は、
表向きはあくまでポジティブなものにしましょう。

 

 

「残業が多いから」「休みが少ないから」など、

 

本当のところはネガティブな不満が理由としてあったとしても、
それを口にすることは何の得も生みません。

 

 

要するに、

 

“今の職場に残る人達に不快な思いをさせない”

 

ということができていればOKです。

 

 

“売り手市場”に踊らさせない、賢い看護師になる!

一見選びたい放題とも思える看護師の転職ですが、

 

今後のビジョンをきちんと見据えておかないと、
年齢を重ねた時に後悔する結果になりかねません。

 

 

特に看護師経験5年目くらいまでは、
仕事に必要な基礎がつくられる大切な時期です。

 

 

看護師の仕事が楽しいと思えるか否かは、
この時期の職場選びにかかっていると言っても過言ではありません。

 

 

求人情報が溢れている看護師業界だからこそ、
自分の目的・ビジョンに見合った職場を探し出すのも大変な作業です。

 

 

“売り手市場”に踊らされてコロコロと職場を変えているようでは、
看護師としての信用を失い、結果的に自分の選択の幅を減らしてしまいます。

 

 

自分の目的と条件に合った職場を見つけられる賢い看護師だけが、
“売り手市場”を味方につけられるのです。

 

 

看護師の転職を大きく助けてくれるのが、
看護師専用の転職サイトです。

 

 

転職エージェントがあなたを転職まで
完全にサポートしてくれます。

 

 

無料で登録できますので、
こちらかからどうぞ。

 

 

看護のお仕事

看護のお仕事の特徴

転職エージェントのサポートが手厚く、安心して転職活動できます。

価格 無料
評価 評価5
備考 24時間全国対応
このエントリーをはてなブックマークに追加