営業職というのは、
会社員の中でも離職率が高い職種の1つです。

 

 

そのため、転職の求人を見ても、
一年中、求人を載せているような企業も存在します。

 

 

離職率が高いということは、
それくらい仕事がハード、不満が多いということを表しています。

 

 

企業に入社して3年以内の方で
もし、営業という仕事が自分に合っていない場合、

 

この第二新卒の間に違う職種に移ることを
検討した方が良いかもしれません。

 

 

入れ替わりがとても激しい営業職、
その離職率が高い3つの理由についてお話しします。

 

 

残業が多い

 

営業は基本的に、
残業が多い職業です。

 

 

とにかく、仕事とプライベートの境目が無い
ようなライフスタイルになります。

 

 

携帯電話が普及して以来、

 

営業マンが携帯電話常時持つというのは、
もう常識となりました。

 

 

定時退社しても、電話がかかってくれば、
そこで仕事が始まってしまいますから、

 

なかなか仕事から解放されない気持ちに
なりますよね。

 

 

そのため、どんな時であっても、
仕事に呼び出される、仕事から逃れられない、

 

という状況になってしまうのが営業の宿命です。

 

 

また、営業は客先訪問、
外回りが基本です。

 

 

日中はずっと外を移動します。

 

 

そのため、残った事務的な仕事、
見積書作成、報告書作成などは、

 

全て外回りが終わってから。

 

 

会社に帰ってきた定時後にやらなければ
ならないことになります。

 

 

内勤であろう人々が定時で帰っていく姿を見ながら、
会社に戻り、

 

大量の処理案件に無言のまま、
パソコンを開いて仕事を始める・・・

 

 

現在、営業されている方は、
恐らくこれ自分のこと！

 

と思う方もいるはずです。

 

 

営業は定時を過ぎてから、

 

ルーチンの仕事をやっと始めることができる
ともいえますね。

 

 

営業がこんなに面倒な職種だとは、
思わなかった・・・

 

という新人の方は多いのではないでしょうか？

 

 

給料が割に合わない

 

営業は残業が多いということを
話してきましたが、

 

こんなに仕事が大変で残業が多いのに、
給料が少ない！割に合わない！

 

という不満もよく耳にします。

 

 

営業の仕事で一番問題なのが、
就業管理です。

 

 

営業という仕事は社外での活動が必然的に、
多くなります。

 

 

そのため、どこまでが労働時間か？

 

ということが曖昧になり、
はっきりと管理していない会社が多いです。

 

 

これは何を意味しているのかというと、

 

営業という仕事はサービス残業が多い傾向にある
職種であることを示しています。

 

 

特に、みなし残業といったような、
月の残業代が決められているような給与条件の場合、

 

サービス残業が当たり前に
なってしまっている会社が多いです。

 

 

例えば、月80時間残業をしてしまっていても、
みなし残業制度で月30時間の残業に設定されている場合、

 

残りの50時間はサービス残業になってしまっている状態。

 

 

こうしたみなし残業制度を使っている企業は、
なかなかみなし残業で定められた残業時間以上の残業を

 

申請するということが難しい、しずらいという風土があるため、
社員は泣く泣く、サービス残業をするハメになるのです。

 

 

そのため、

 

こんなに働いているのに、
給料はこれだけ・・・

 

 

時給で換算すると、
アルバイトよりも低い・・・

 

 

という営業マンの不満を私もよく聞きます。

 

 

実際に給与が割に合わないため、
転職を考える営業の方は多いです。

 

 

理不尽すぎる

 

営業として働いていて、
仕事の内容として最も辛いのが、

 

理不尽過ぎるということですね。

 

 

営業は会社によって、
スタイルは様々ですが、一番キツイのが、

 

何でもかんでもまず営業を通す！

 

という文化があるような会社です。

 

 

全然自分と関係がない話、案件であっても、
まずは営業が対応しなければならない、

 

クレーム対応専門の窓口があるのに、
営業が全て対応しなければならない。

 

 

こういった営業も存在します。

 

 

そうなると、一日中、ずっと電話は鳴りっぱなし、
客先からの無茶な要求に加えて、

 

クレームの嵐。

 

 

といったように精神的に追いつめられるような状況に
なっている営業の方もいます。

 

 

こういった、何でもかんでもまず営業が対応！

 

という文化がある企業は、営業力が凄く強い、
営業の立場が非常に高いという長所がありますが、

 

いざ、自分が働いてみるとなると、
凄く大変です。

 

 

ストレスがMAX

 

営業の理不尽さというのは、
本当にストレスが溜まるものです。

 

 

営業という仕事は、会社としての顔になるため、
どんなに理不尽な要求であったも、

 

代表として対応はするものの、
心の中では

 

「なんで自分が・・・」

 

と思っている方は多いのではないでしょうか？

 

 

意地悪な客というのはどこでも必ずいますので、
そんな客に頭を下げながら、

 

苦しさを耐え続けていくというのは、
本当に辛くなります。

 

 

営業はこういった忍耐を必要とするため、
メンタルの強さを要求されます。

 

しかし、ストレスというのは、
半端なく溜まっていってしまいます。

 

 

営業を辞めたいなら第二新卒の間がチャンス！

 

新入社員とで営業に配属されたものの、
こんなに営業が辛いと思っていなかった。

 

 

辛すぎてもうすぐにでも営業を辞めたいと
思っている方はもいるのではないでしょうか？

 

 

そんな方はすぐにでも第二新卒として、
就活・転職活動を始めるのが良いです。

 

 

入社3年の第二新卒の期間であれば、
営業以外の職種に再就職が可能になります。

 

 

この第二新卒の期間を過ぎてしまうと、

 

逆に営業以外への職種の転職というのは、
非常に難しくなります。

 

 

入社3年目以降は営業としてのキャリアが付いてしまうので、

 

次の転職先でも営業をしなければ、
ならない可能性がでてきてしまうのです。

 

 

営業を辞めたいと考えている方は、
第二新卒の間に転職しましょう。

 

 

第二新卒の就活・転職活動は、

 

転職エージェントサイトを
利用していくのがよいです。

 

 

こちらに第二新卒の方におすすめできる転職サイトを
載せておきましたのでご覧ください。